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こんにちは僕ぽち丸。


今日はトラックバックのお題で気になるものがあったので。


「○○をおかずにゴハン」で、NGなのは?
http://theme.blog.shinobi.jp/Entry/438/


食に関しては人一倍うるさい男、白いご飯が三度の飯より好きな白米マイスターことぽち丸がご飯に最も合わないおかずを選んでみようじゃありませんか。


さて、この手の話題でまずクリアしなければならない問題があります。


お好み焼き+ご飯はアリなのか?


誇り高き大阪民国の民は普通に食べてます。
定食家とか行ったら普通にお好み焼き定食なんつーもんがありましてね。
味噌汁ご飯漬物+お好み焼きと言う組み合わせで出てくるわけです。

ところが、大阪を一歩出て京都や神戸、和歌山に行くとアラ不思議。

「アリだろ」と言う人ももちろん多いわけですが、「いや、ねーわ」って言ってる人も意外なほど居たりします
しかしながら、そこは土壌の違いと言いますか、「ねーわ」って言ってる人も、お好み焼き+ご飯の組み合わせを好む人には一定の理解を示しています。「まー俺は食わないけど好きな人もいるよね」と。

さてさて、東京人と大阪人の対立の火種のひとつとも言える「お好み焼き+ご飯」論争なのですが、東京人も大阪人もひとつ見落としてるなと思う点があるのです。それは何か。


東京のお好み焼きはマズい。


この一点に尽きます。

アンチお好み焼き定食派の意見を見るに、大半が「炭水化物+炭水化物がありえない」「お好み焼きって口の中モソモソしない?」と言うもの。

僕も実際、東京出張の際に「大阪人って3日に1回ソース食べないと禁断症状出るんだろ?」と人を小馬鹿にしたような東京出身のクソッタレ上司に東京のお好み焼きを食べさせてもらいましたが、これがマズイのなんの。いやまあ、店が悪かったのかもしれませんが。

ハッキリ言いまして、粉モンの文化は関西の方が三枚ほど上手でございます。

そもそもだな。

口の中がモソモソするお好み焼きと言うのは、つまり「分厚い、生地が硬い、キャベツが少ない、油が足りない」などと言う問題に起因していると思われます。そんなもんお好み焼きじゃなくてソース塗りたくった小麦粉の塊なわけで、普通に食っても美味くないのにそれでご飯食っても美味いわけがない。

一度大阪のお好み焼きを食べてみろ・・・と言いたいところですが、大阪人は誰でも「店で食うよりかーちゃんが作るお好み焼きが一番美味い」と思ってますので、大阪人のお宅でご馳走になると良いと思います。きっと考えが変わると思います。
もちろん、ぽち丸のかーちゃんのお好み焼きが一番美味い事は言うまでもありませんが。

さてさて、予想外に熱く語ってしまいましたが、詰まるところ
「お好み焼き+ご飯はアリ」(ただし関西に限る)
という事です。

え、何だこの結論。


「あ~ん、私お好み焼きとご飯って食べられないんですよねぇ~。嫌いじゃないし食べたいけど食べられないんですっ><だって・・・だって・・・関西人と一緒じゃないですかぁ!私かわいそーなコ☆」と言っておけば東京ではモテるかも知れません。
こういうキャラにすると間違いなく関西出身者には蛇蝎のごとく嫌われますが気にしないようにしましょう。

あと「炭水化物+炭水化物があり得ない」とか言う奴は絶対コロッケおかずにご飯食うなよ?



さて、ようやく本題。ご飯に合わないおかずは何?

うーん。

煮豆とか酢の物とかカボチャの煮つけとか生野菜はご飯に全く合いませんが、「メイン張るおかず」ってより「付け合せ」とか「箸休め」って位置づけだしなぁ。

となると、刺身くらいしか思いつかない。

うん。白身の生魚って、実は白飯とは合わないと思うんですよ。
寿司はあれ、酢飯だしなぁ。

赤味のサーモンとかネギトロとかはがっつりご飯に合うので、やっぱ白身魚がダメなんだろうな。
両方淡白な味だからでしょうか。
フライにするとあら不思議、油とソースがご飯に良く合うんですけどね。アジフライとか。


ところで、世間一般の方はどー思ってるのか?
「ご飯に合わないおかず」で検索してみると、こんなのを見つけました。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1322699.html
実はごはんと合わないと思う定番おかずランキング

んで、これ見ててビックリしたんですよ。


からあげ、肉じゃが、シュウマイ、餃子、たまご焼き、コロッケ、キムチ、パン粉ついてる揚げ物、納豆、梅干、ハンバーグ、エビフライ、ゴーヤチャンプルー、豚汁、きゅうりのぬかづけ、とろろ、明太子・・・
などなど、ちょっと納得行かない結果がズラリ。

これ全部合わないんだったら一体何でご飯食べるのよ。
ご飯に合う合わないじゃなくて自分の嫌いなもの言ってねえか?w




思うに、酒(特に日本酒)に合うものって大体ご飯に合うと思うんです。「脂っこいもの」や「辛いもの」「しょっぱい(塩味や醤油)もの」
日本酒は米から造ってるので、ある意味当たり前と言えば当たり前かも知れません。

逆に、合わないのは「酸っぱいもの」「甘いもの」これらは白米文化としてタブーと言えると思います。



ところが、だ。



これらの禁忌を平気な顔で犯している国があります。





フランス。



実はぽち丸、フランスに3年ほど留学していた時期がございます。
フランスって料理おいしいイメージありますよね。何か毎晩フルコース食ってますーみたいな。

実際、フランス人が食ってるフランス料理ってビックリするほど美味しくないんですよ。


そりゃもちろん美味しいのもありますよ?でも、当然ながらフランス料理はフランス人のために発展してきたので、日本人の口には合いません。日本で食べるフランス料理はハッキリ言ってかなりジャパナイズされてます。

まずフランスの食べ物と言えばチーズが思い浮かぶと思うんですが、このチーズが臭ぇのなんの。
フランスのチーズ美味しいんだよねーと期待して一口ほおばると、その生臭さとなんか汗臭いしょっぱい匂いに鼻がツーンってなる事請け合いです。
ムニュムニュしたテリーヌやらやたら血生臭くて赤黒いソーセージやら、とても食えたもんじゃありません。

ところが慣れとは恐ろしいもので、1年ほど我慢して食べ続けていると、ある時突然めちゃめちゃ美味く感じます。そうなると一体どうした事か。今度は臭ければ臭いほど美味しいと感じてきてしまうのです。

ぽち丸、危うくフランス人になっちまうところでした。危ない危ない。

日本人が最初から「美味い!」と感じるのは、マクドナルドとピザハットとフランスパンくらいのもんじゃないでしょうか。



さてさて、そんな小麦文化の本拠地たるフランスですが、米の調理に関してはド素人も良い所。


うん、何たってね。まず研がないんだよ。

そんでもって、炊かない


フランス料理として食べた米料理はふたつ。

ひとつは米のサラダ

米を研がずにお湯で茹でるんですよ。
それに赤ピーマンやらズッキーニやら生野菜を小さく切ったもの混ぜまして、味付けはお酢と塩こしょう。

これがもうマズイのなんの。
お酢のおかげでぬか臭くはないんですが、米にはバリッバリに芯が残ってるわけで。

「酢の物」「生野菜」は絶対ご飯に合わないのは上で述べた通りなんですが、そのタブーを二つも同時に犯しやがってますよフランス人。



もうひとつがライスプディング。

もう名前聞いただけでオエっとなりますね。

牛乳に米と砂糖ぶち込んで甘く煮詰めて米のでんぷん質で固めたもの。当然米は研ぎません。

これがさぁ、ヌカ臭いわ食感ゴネゴネしてるわ、甘く煮詰められた牛乳と米の風味がこの世のものとは思えない不協和音を奏でている、もう正気の沙汰とは思えないデザートなわけですよ。
豚のエサにもなりゃしない生ゴミ。


僕は食に対しては、食材や調理してくれた方に感謝し、好き嫌いはしない、出されたものは残さず食べるのが礼儀と思っています。
さっきの米のサラダも、まっずいなーと思いながらも頑張って食べました。

しかし、ライスプディングを口に入れて咀嚼した瞬間、本気で気分悪くなって吐きましたよ。えぇ。
腐ってるとか食べ過ぎた上に飲みすぎたとか、そう言う要因以外で純粋にまずくてゲロ吐いて泣きながらゴメンナサイした料理は初めてです。

好き嫌いは一切無いと豪語していた僕ですが、これだけは無理です。
かつて米を出会い、現代に続くまで連綿と発展させ続けた僕の中に息づく日本人の太古の意志、DNAが「この食い物を認めるな」と拒否します。とにかくそれぐらいマズい。


「酸っぱい」「甘い」「生野菜」「牛乳」と言う、弥生時代からの二千年以上続く米歴史の中で日本人が切り捨てた調理方法や食材をチョイスしたフランス人。
異なる地の異なる文化とは、これほどまでに人を変わらしめるのかと、母なる地球の広さを実感せずには要られません。






え、何だこの結論。




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