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こんにちは僕ぽち丸。
ピンクローターは製作快調ですがまだ記事のまとめが間に合ってないので今日は別の話題。
一人は孤高の旅人、スナフキン。
何者にも縛られず、何物にもとらわれず、ただ飄々と旅に生きる流浪人。
そしてもう一人がこちら。
小さな山小屋で自給自足の隠遁生活を営むアルムのおんじ。
ご存知、ハイジのおじいさんです。
僕の将来の夢は暖炉のある山小屋でロッキングチェアに腰掛けて孫にヴェルタースオリジナルをあげる事です。
なぜなら彼もまた、特別な存在だからです。
さて、そんなアルムのおんじっぽい山小屋に欠かせないもの、それはもちろんこれ。
そう、燻製。
ちょっとアルムのおんじの画像探してみたけど燻製作ったり食べてる画像は見つかりませんでしたけど、絶対燻製作ってそうじゃないですか。ベーコンとか吊るしてそうじゃないですか。
そんで夜な夜なブランデーとか飲みながら自家製のベーコンとかスモークチーズ食ってそうじゃないですか。
そんで気分良くなって近所に誰もいないのを良い事にヨーデルとか歌ってそうじゃないですか。ヨーロローリヤッフッホーヤッフッホーリーヤッフッホーとか歌ってるじゃないですか絶対。
んでまあ、前々から興味はあったものの、燻製小屋とか作れる土地なんざ持ってないしアウトドア用品の燻製器は高いしで手をつけてなかったんですけどね。
こないだ、家の冷凍庫見てみたら安かったから買ったものの、ワタ抜いたり開いたりって調理がなかなか面倒で2ヶ月くらい放置してた小アジが出てきたんですよ。
何か簡単なレシピねえかなーと思ってググってみたらですね、小アジの燻製が出てきたんですよね。何と、その解説によるとキッチンで作れるそうな。
しかも、100均の鍋と網とフタで簡単に燻製器が作れるんだそうですよ。
こりゃもうやるっきゃねぇ!って事でさっそく100円ショップに行って、買ってきました。
鍋、フタ、鍋の真ん中くらいでいい感じに止まる網。しめて315円。
んで、これに燻製用のチップを買えばもう準備OK。
ちなみにホームセンターで380円。
と言うわけで、とりあえず小アジを解凍して頭を落として開いて背骨を取る。
ぶっちゃけ、この手間が面倒なんであってここまでするならアジフライとか他の料理でもかまわないんだけれど、まあアルムのおんじへのファーストステップだと思えばこの程度の手間はどうと言う事はない。
網の上にアジを並べて塩を振る。んで、コンロにかけて待つ事10分ほど。
完成しましたよ、初の燻製!
うーん。なんか、うーん。見た目うーん・・・
ちなみに、気になる勳煙のにおいですが、フタをちゃんとして換気扇回してれば1回くらいなら別に気にするほどでもない感じ。
この日は初めてなので色々やってみたくて5~6回やったらさすがに服に染み付きましたけど。
つーわけでさっそく食べてみました。
ムムっ、これは…
うーまーいーぞーっ!!!
いやもう、ビックリですよ。ぽち丸ビックリ。
市販品の燻製より数段うまいですよこれ。マジびびった。
てなわけで、調子に乗って色々試してみました。
左から、カニカマ、アジ、豚バラ。
この中じゃカニカマが断トツでうまかったです。
たくあんも燻製してみました。
いわゆる、秋田名物いぶりがっこ。これがまたうまい!
何て言うのか、米よりも酒のほうが合いそうな感じ。
とは言え。燻製とは本来保存食なわけでして。
僕が今回やったのは熱燻と呼ばれる方法で、何と言うかなんちゃって燻製と言うか、保存法じゃなく調理法って感じで、塩をまぶしてスモーキーな香りをつけただけで保存性はあんまり無いようです。
長期保存の出来るマジ燻製を作るにはやっぱりそれなりの下ごしらえが必要になるみたいで、吊るしベーコンのレシピ調べてびっくらこいたね。燻製自体は1~2時間の癖に塩漬けやら塩抜きやら乾燥やらで仕込みに1週間掛かるらしいからね。
せっかく100円ショップまで走って道具そろえたんだから、とっとと煙を出したいわけですよ僕ぁ。
はよモクらせろやオルァ。
と言うわけで、比較的簡単そうなゆで卵、すなわち燻たまからやってみることに。
まずは卵を固ゆでにして、漬け汁につける。
漬け汁はほんつゆと酒を1:1、それに砂糖とおろしにんにくをぶち込んだもの。ぶっちゃけ適当でいいらしい。
丸1日漬けたらザルにとって乾燥。白身がほんのり茶色をおびている。
しっかり乾かさないと燻煙が均等に回らずおいしくないそうな。
しっかり乾いたので燻製。後ろの奴は前日から冷蔵庫で熟成させてた豚バラ。
と言うわけで食べてみる。
うー!まー!いー!ぞーー!!!
これはヤバイ。暫定1位のカニカマよりうまい。6個作ったけどペロリといってもーた。何個でも食えるぞマジで。
ちなみに、作ってから1日冷蔵庫で熟成させるほうがうまいと書いてあったけど、そんなの待ってられねぇ!ヒャア!完食だ!!そんぐらいうまい。
と言うわけで、これでまた一歩アルムのおんじに近づきました。多分アルムのおんじはピンクローターとか作らないけど。まあそれはそれ、これはこれ。
しばらく僕の食卓が燻製ばっかりになりそうです。次回はベーコンに挑戦します。
こんにちは僕ぽち丸。
さてさて、僕は以前ピンクローターを自作したのだが、ある日、目的もなくただスイッチを入れて遊んでいるとモーターの回転に伴う熱によってカプセル部分の樹脂が溶け、壊れてしまった。
使用した自由樹脂は60度以上で柔らかくなって成型できる素材なのだが、まさかこれが溶け出すほどの熱をモーターが発するとは思わなかった。とんだ誤算である。
そこで今回はこれを修理する事にしたのであるが、前回の僕の知恵と汗と努力にまみれた製作記を読んだ人々の反応は、冷ややかなものであった。
画像をご覧になれば分かるとおり、手作り感が半端じゃない。
このサツマイモみたいな見た目何とかならんのか、と4人くらいに言われた。
僕としても、記事の最後で触れたとおり、この見た目にはいささか不満を持っている。ものすごく歪だ。
僕は基本的に、ブログを書くに当たって、そのテーマについて徹底的に調べる。
そのテーマについて書きたい事が10あったとして、知識が10しかないのと100あるのでは明らかに文章の深みが変わってくるからだ。
もちろん、ピンクローター製作についても例外ではない。
参考資料として多くのサイトをめぐり、機能性を徹底的に追求した。
その中で、いわゆる大人の玩具の通販サイトも多くあったのだが、特に参考になったのが「使用者の声」が掲載されているサイトである。
女性のためのアダルトグッズを謳うそのサイトでは、モニターした女性の感想などが記載されており、非常に参考になった。
そうした中で分かった事、それは、「女性は男性よりも見た目を重視する」と言うことである。
何を当然のことを、と言われるかもしれないが、それはアダルトグッズについても例外ではないのだ。
つまり、性能面・機能面において非常にクオリティが高いが見た目がグロテスクな製品よりも、色がきれいでシンプルな形状の物の方が人気が高いのである。
一応このブログは全年齢向けのためリンクは貼らないが、「使用者の声」を書いているユーザーの何と5割近くが「見た目、形状」について触れているのだ。
「色がきれい」「小さくてカワイイ」「見た目はちょっとグロいけどスゴい」などなど。
すなわち、女性にとって製品の見た目・形状は、機能面と少なくとも同程度には重要なファクターなのである。
ぶっちゃけこの手のサイトの利用者の声とか、ホットドッグプレスのアンケート並みに信用できないがまあそこは気にしない。
と言うわけで、今回はこの反省点を踏まえ、前作からの宿題であった「見た目」にも配慮して製作に取り掛かる。
性能面においては、
・ミニ四駆公式大会では使用禁止のプラズマダッシュモーター。
・それを動かす高回転仕様の電池、ボルテージ。
・激しくかつ小刻みで滑らかなバイブレーションを実現した二重ジャイロ構造。
・バルバス・バウからヒントを得た突出スポット。
と言うサツマイモ(仮称)のコンセプトを継承する。
さて、サツマイモ(仮称)製作の際に先端部分の造型を何とも中途半端な形にせざるを得なかった最たる要因は、その組成材質である。
前回使用したこの自由樹脂であるが、その特性としては以前書いたとおり、弾力性が高くポリプロピレンやポリエチレンの塊に近い感じであり、表面をヤスリ掛けしてもささくれ立ってボロボロと崩れるばかりで一向に滑らかにならない。
すなわち、「ある程度の形を作ってから修正して仕上げる」と言う事が出来ないのだ。
これでは、どうしてもきれいな形に仕上げるのは不可能である。と言うわけで、材質を変更する。
条件は、高回転の振動に耐えうる剛性を持ち、接着性が高く簡単にモーターが外れないもの、かつ成型が容易で表面処理が可能なもの。
いくつか素材を吟味したが、結局はエポキシパテと言う結論に行き着いた。
前回は偏重錘やモーターをカプセルに固定するための補助材として使っていたが、今回はこれをメインマテリアルに選定した。
それと、前回の反省点として、当然モーターの回転に干渉しないように空洞を作るわけだが、粘土状のものから硬化する性質のマテリアルをそのように成型すると、どれだけ気をつけても硬化する前に自重で形が歪んでしまうのだ。
前回のこの写真を見れば良く分かるが、どうしても硬化する前に形が崩れる。
特に、前回使用の自由樹脂は硬化までの時間が短いので比較的マシだったが、今回のエポキシパテは、プレポリマーと硬化剤を練り合わせて固める、いわゆる化学硬化なので、硬化まで数時間掛かる。
と言うわけで、駆動部分の空洞を確保できる芯材にパテを盛り付ける方法で製作することにした。
家の中を軽く見回すと、香水のピンのキャップがちょうど良さそうだったのでこれを適当にカットして芯材にした。
まずは導線をハンダでモーターに固着。
前回は絡めて結んだだけだったが、長期間使用すると導線が外れてしまう恐れがあるのだ。
芯材にパテを盛り付け、先端部分を成型。
前回と比べて明らかに見た目がキレイだ。
これを駆動部分に干渉しない位置に固定し、パテを盛って固め、少しずつパテを盛って浸水しないように密閉。
あらかた完成した。
ここから、より表面を滑らかにするため表面処理を行う。
続く