こんにちは僕ぽち丸。


いやはや、昨今はどこを見てもAKB、AKBなんつってね。
もうAKB好きじゃない奴は非国民だ人非人だみたいな風潮でして、飲み屋さんでAKB批判なんてしようモンなら偶然隣の席に座って聞き耳立ててたAKBファンに仲間を呼ばれて集団で取り囲まれてお説教されたり、夜中に家に猫の死体投げ込まれたりするらしいじゃないですか。おお怖い怖い。

そんな事、今日び某宗教団体でもやりませんよ。この辺の話するとややこしい人に絡まれるからやめとけって？うん、そうか。



しかし、考えれば考えるほどAKB商法って宗教カルトと似てますよね。
いや、もともとアイドル市場って宗教臭い部分はあるんですけれど、AKB商法ってそれを更に煮詰めて凝縮したって感じですよね。


1、実体のない偶像を崇拝する（アイドルの語源は「偶像」って皆さんご存知だと思いますが）
2、信者以外には何が良いのか理解できない
3、本来は喜捨であるべきはずのお布施の金額によって団体内でのイニシアティブを与える
4、いくら大金を喜捨しようが、信者には団体内でのイニシアティブ以外の現世利益を与えない

他にもありますが、大きくはこの4つくらいでしょうか。



まあそれは良いんです。信仰の自由は憲法で保護された国民の権利でありますから、AKBでもBSEでも好きなものを信仰すれば良いと思います。



思うに、AKB商法って考えた奴天才だよな。

・ひと山いくらの商品を大量に入荷して、テレビの画面をゴチャゴチャさせる事で個々のクオリティの低さをカバー。
何か制服っぽいの着た若いオネーチャンがいっぱい出てたら「あ、AKBだ」って思いますよね。


・あえて素人同然の状態で出してきて、従来のアイドルではあり得なかったレッスンの様子などから見せることにより、「成長を見守る楽しみ」を付与し、頑張ってる姿を見せてファン獲得＋育成時期から利益が出せる。
今までのアイドルって、テレビに出てきた時点で「完成」されていましたよね。アイドルはみんなのものだから彼氏なんて居ないしウンチもしないわけですよ。ショービジネスにおいて本番の舞台で失敗するとか今までの常識ではあり得ません。


・メンバー同士の対立構図を作ることでファン一人当たりの単価を上げる
投票券だの握手券だのってボロい商売ですよね。


・単価が安くて替えがいっぱい居るからグラビアも安心。
サンデー、マガジン、ヤンマガ、ヤンジャン、チャンピオンなど、巻頭にグラビアページがある雑誌のどれかにAKBが出ていない週はここ1年ほど無かったように思います。



さてさて、そんなAKBなんですが、やっぱり人気商売ですので、同じやり方でずっとやってても飽きられちゃうわけですよ。
新しいメンバー次々入れて新鮮味を保っても、いつかシステム自体が世相にそぐわなくなる時が来ますよね。
その時、秋元康はどうするのか。


僕が秋元センセイなら、更に対立構図を深めます。


ライブの最中にMCでケンカしだすとか、テレビ番組で○○が出てたら××は出さないとか。
ケンカしてライブをブッチさせても良いかもしれない。
そんで、最終的にはメンバー間で訴訟問題とかにも発展しちゃって。

ファン同士が更に対抗意識燃やしてもうウハウハですよ。

そんで、タイミング見計らってバラエティ番組かなんかで大々的に宣伝して和解っと。
和解1発目の公演ではその二人をセンターにした振り付けとかしちゃったりしてね。

完全に出来レースのケンカです。
まあ要するに、アイドル集団からプロレスのWWFみたいなエンターテイメント集団にシフトチェンジしていくわけですね。




うん、まあ、僕としてはAKBそのものの将来は割りとどうでもよくって。



僕が本当に考えてあげなきゃいけないと思うのが、メンバーの将来なんですよ。


もう後数年もしたら、いい加減いい歳になって抜けざるを得ないメンバーとかも出てくるわけじゃないですか。
何たって若さと頭数しか売りが無い歌も踊りも微妙なアイドル集団なわけですから、

「A（アカン）K（感じの）B（ババァ）48（平均年齢）でーす！」

とか出来ないわけですよ。






AKB抜けた後、彼女たちどうなるんでしょうね？
全く興味の無い僕が言うのも変な話なんですけれど、AKBと言う枠を取っ払ってピンで売り出せるような子が一人も見当たらないんですよ。
まあ、だからこそアレだけモブキャラばっかり寄せ集めたんでしょうけど。

元AKBと言う心許ない過去の栄光にすがってズルズルと芸能活動を続け、卒業後は一度も泣かず飛ばず、それでもチヤホヤされてた昔を忘れられなくて、最終的には『AKB48手』とか言う安直なAVに出演。

そんな未来がありありと見えるようです。
現在の強引とも思えるメディア露出の乱発は、僕には短期間で飽きられる前に売り切りたいと言うような姿勢に見えます。



僕がAKBを好きになれないのは、アイドルを徹底して商品として扱って、本人のためではなく、大人が儲けるために10代とかの若い子が使い潰されてるように見えるからなわけです。

























・・・でも、『AKB48手』が発売された時に楽しむために今からAKBファンになってみようかな。

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