こんにちは僕ぽち丸
いやはや、早いものでもう2月も終わりかけですよ。
寒い盛りですがもうすぐ春ですね、ちょっと気取ってみませんか?
てなわけで、寒いうちに見れるもの見とこうってことで氷瀑を見に行ったんですよ。
何かといいますと、凍った滝のことなんですな。
こんなとんでもねぇ山奥ですよ。
え?獣道?みたいな道なき道をザクザク踏み分けていくわけです。
ご覧ください。
落ちたら死ぬ。リアルに死ぬ。
六甲山は大した山ではありませんが、それでも冬場は割と危険がいっぱいです。
道なき道を掻き分けて進んでいくアドベンチャー。なんだこれは。
ほんとに登山道なんだろうか。
滝が48個あるって本には書いてるけどちっとも見当たらないのは気のせいか。
もしかして:遭難
そんな思いがぐるぐると頭を回りだし、隊員たちのハートを蝕んでいきます。
道中は色々と変なものが見つかります。
木の皮がハゲて滑り台みたいになってました。
キノコも雪をかぶっていい感じ
…なんですが。
まあ相変わらず山はこれもんなわけでして。
疲れた
寒い
腹減った
とりあえずヤバい
これ遭難してたら春まで発見されないんじゃないのか
冬眠前に満足な餌にありつけなかった熊は冬でも餌を探してうろついてるらしい
たいへん気が立っていて凶暴らしい
そんな言葉に出来ない不安をハイテンションで誤魔化しつつザクザク進みます。
すると、前方からガサガサと音が・・・
現れたのはそれはそれは大きな熊でした。
うおおおおお食われる!!!!死んだふり死んだふり!!いや死んだふりはかえって食われる危険があるんだっけ!?とりあえずやばい死ぬ!助けて!!!
どう見ても熊です。まごう事なき熊です。
しかしこの熊は服を着て眼鏡を掛け、カメラを持っているではありませんか。
さらに人語を操れるようで、前足で帽子をちょっと下げて「こんにちは」何て言うではありませんか。
どうやら優しそうな感じなので、本当に滝があるのか、道は合っているのか、遭難してないか、恐る恐る聞いてみました。
熊は前足をポケットに突っ込んで地図を取り出し、僕たちに説明してくれたのです。なんて優しい熊なんだ。
一応道は間違ってなかったっぽいので、熊からもらった地図を片手に氷瀑を目指します。
あった。
あったよありました。
真冬ではないので半分くらいしか凍ってないけど、確かにつららが出来ております。
1個見つけたらちょっと歩くたびに滝がたくさん見つかりだしまして
いやはや、見事なもんです。
足つりそうになりながら登った甲斐がありました。
完全に凍ってるのを想像すると圧巻ですけれども、もしかしたらちょっと水の流れがある方がキレイなのかな。
時間があまり無くてじっくり撮影できなかったのが残念。
来年はソロで行って納得行くまでガッツリ撮ろうかなぁ
山の北側なので、太陽が完全に山に隠れて光が当たらないのがすこし残念かもしれません。
逆光があったら凄くカッコ良さそうなんですが。
沼も凍って雪が積もってなんだかきれいでした。
という訳で氷瀑でした。
来年はちょっとソロで行こうと思います。大変たのしゅうございました。
[2回]
PR