こんにちは僕ぽち丸。
最近「旅」カテゴリの記事が増えてきたなぁ。
僕は基本的に旅に出るときはB級スポットか、さもなきゃ撮影に行ってるので、写真カテゴリとどっちか迷うんですがね。
作品を意識して撮影したのは写真にして、道中の様子は旅カテゴリにしようかしら。
てなわけで、今回は旅記事。
GW後半の3連休で、滋賀県に行ってまいりました!
171号線から京都を抜けて大津まで。そこから湖岸ラインで半周。南草津で一泊して琵琶湖大橋に乗ってまた京都から帰るルート。
本当は一周してひこにゃんと握手したり佐和山遊園と言う
幻のB級スポットに行ったり奥琵琶をゆったり走ったりしたかったんですが、時間の都合で今回は断念。2泊できれば余裕でいけたのになぁ・・・
GWつーことで、道路は大混雑。こういう時バイクは便利ですね。愛車カワサキのエンジンがうなる!
とは言え、やはり市街地の京都を抜けるのはそれなりに時間が掛かり、滋賀県に入ったのはお昼ごろ。
琵琶湖ほとりの湖岸緑地は家族連れや若者が所狭しとバーベキューやバス釣りしてました。
っけ、リア充どもが。
この日は黄砂が凄くて快晴なのに空が霞んでました。
きっとバーベキューは砂でジャギジャギだったことでしょう。リア充どもざまぁwww
楽しそうに騒ぐリア充たちに背を向け、一人黙々と釣るおっちゃん。
周りに家族や友人達の姿は見えず。
この広い世界で、彼となら分かり合える気がする。
お昼でお腹がすいたし、何か滋賀県のご当地飯食べたいなー。
滋賀といえばブラックバス。ってなわけで、
ブラックバス丼とかブラックバスバーガーでも食べてみようかなと思い、バイクを走らせるぽち丸。
ちなみに、ブラックバス丼もブラックバスバーガーも実際に存在します。
僕は食べた事ありませんが、食べた人曰く
「不味くないよ、うん。でも、美味くもない。食えと言われれば食えるけど、どうせお金払うんだったら他のおいしいもの食べるわ」だそうな。
琵琶湖のほとりを走る事数十分。
こんな看板が目に入ったので、とりあえず入ってみました。狙ったわけじゃなく、偶然目に入ったので。
「鮎家の郷」と言う、琵琶湖特産の鮎を扱う・・・と言うか、調べてみたら
鮎を琵琶湖の特産として全国に知らしめたご当地企業のようです。
レストランや土産物屋、物産市などの店舗が入った、ちょっとした道の駅みたいな感じなんですが・・・
鮎家の郷さんってさぁ・・・なんかそこら辺の店と・・・
匂い違いますよね・・・
空回ってるって言うか、不思議系って言うか・・・
もっとはっきり言うと・・・
B級スポットの匂いがするって言うか・・・
そう、そうなのだ。
広いとは言え、決して広大とは言いがたい敷地に
レストラン2件、フードコート、アイスなどを売るデザートショップ、物産市、アートミュージアム、鮎製品の加工工場、イベントスペース、水族館(!)まであるのだ。
あきらかに、詰め込みすぎである。
入り口には何か
妙にヒョロ長い釣りキチ三平が。
それから、大河ドラマの影響で滋賀県全体が空前の「江」押しです。
という訳で探してみると・・・
やっぱりありました、萌え化ポスター。
ちなみに・・・
江6歳、初9歳、茶々(淀)10歳です。
青少年育成条例ってレベルじゃねーぞ。
和風なのか洋風なのか良く分からない庭を抜けて、びわ湖アートギャラリーへ。
「お江の時代・戦国武将の甲冑と刀展」が開催されておりました。
残念ながら写真撮影は不可とのことなので写真はありませんが、結構真面目な感じ
・・・と見せかけて。
明智光秀や浅井長政、豊臣秀吉ら戦国武将の甲冑・刀に混じって、
沖田総司や坂本竜馬、近藤勇ら、なぜか江戸後期から明治期にかけて活躍した志士らの刀がさも当然のように並べられています。
しかも8割模造。
え、コレ別に写真撮って良くね?
アートギャラリーをそれなりに堪能した後は、隣接している鮎家の工場へ。
ここには通路が設けられ、気軽に工場見学できるようになっています。しかし、
通路は思いっきり照明が落とされており、工場は稼動していませんでした。GWだからかな?
とは言え、どっかに一言「今日はやってません」とか書いといて欲しいモンだ。
工場見学ゾーンを抜けると、その先は売店と書かれていた・・・が。
これ物置じゃね??
色んな道具やら何やらが無造作に置かれてました。
恐らく鮎を模しているであろうゆるキャラの着ぐるみも置いてあったりして。
これ絶対客が入っちゃいけない場所だろ!?
という訳で外に出たぽち丸。そこでまた脱力する。
琵琶湖水域にのみ生息する固有種、
ビワコオオナマズの口がポッカリと空けられトンネルになっています。
看板には
「びわ湖おさかな王国」。ご覧のとおり、
人が二人並べばもう通れないほどの大きさ。
中に入ると、水槽が数個あり、琵琶湖に生息する魚などが飼育されてました。
というか、道路を挟んだすぐ横に本物の琵琶湖があるにも関わらず、この規模で「王国」を名乗るとは良い度胸してるなぁ。
脱力しながらお魚王国から脱出すると、イベント広場にて
和太鼓集団がパフォーマンスしてました。
ドドンガドンガ。
和太鼓の腹に響く音って、何だか熱くなってきますよね。日本人だからでしょうか。
かっこよかったです。
あと、
B級観光スポットにありがちな顔ハメもあったんですが
「おいしくないよ」てどう言う自己紹介やねん。
そういえば飯を食いにここに来た事をようやく思い出したぽち丸。
いい加減お腹もすいたので、フードコートへ行きました。
ポスターにでっかく書かれた
「名物・鮎天うどん」を食べようと
食券を買・・・食券・・・食kk・・・
食券ねえよ!!
海老天うどんやかき揚げうどんはあるけれど、鮎天うどんの食券がない。売り切れとかじゃなくて、食券自販機に「鮎」と言う文字が無い。
JAROにチクられても文句言えねえんじゃねーのコレ??
仕方ないので、かき揚げうどんと大鮎の塩焼きをいただきました。
オオウ・・・これは食欲をそそる!!
渡された「蓼(たで)酢」と言う緑色の液体をぶっかけていただきます。
身は引き締まり、噛んだ瞬間ホロリとほぐれて旨味が広がります。
塩味の中にほのかに甘さがあり、ハラワタには淡水魚らしいほんのりとした風味豊かな苦味が。
それに絡まる蓼酢の爽やかな辛味と酸味。
味のコンチェルトやぁ~!!
うむ。
ビール持ってこーい!!
いや、バイクなんで飲みませんけど。
という訳で、無事に腹ごしらえをこなしたぽち丸。
再び琵琶湖のほとりを走り始めます。
(続く)
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