基本的に毎日更新を心がけてたりしない事もないですが、土日はよくサボります。(今のところ、無事何かしらの更新は出来てますが・・・)
だって土日に遊びに行くんだもんね!
平日仕事中にブログの更新カマすダメリーマンぽち丸ですこんにちは。
給料泥棒?
アーアー聞こえなーい。
さてさて、これはまた僕が学生時代にスナフキンしてた頃のお話です。
アルプスを見ようとフランス側からとあるユースホステルに泊った時の事でした。
僕はアルプスを見ると言ってもその横のハイキング程度で登れる山から仰ぎ見るつもりで軽装だったんですが、同室のスイス人はガチ登山の人のようで、ピッケルだのアイゼンだのごっつい装備を色々持ってる山男って感じでした。
んで、彼が昔付き合っていた人というのが日本人らしく、日本の単語をいくつか知っていました。
「コンニチハ」「サヨウナラ」「アリガトウ」「イタダキマス」「サイコー」「マジデー」
そして「チ○コ」
んでまあ、そのスイス人が
「チ○コ!チ○コー!」って叫ぶんです。
ぽち丸のチ○コにタッチしながら。
タッチされるたびに「ていっwww」とか「おまwwww」とか言って手をペチンしてたぽち丸。
この時点ではまあ、陽気なニーチャンだなーと思ってました。
しかし、
あまりのしつこさにちょっとあれ?って思い始めます。
そのうち、軽くタッチするだけだった彼の手が、
何かこう、ちょっとネットリした感じに。
・・・ん?何か・・・何なんだこいつのこのタッチは・・・?
軽く警戒し始めたぽち丸。できるだけ部屋に居ないようにしてたんですが、夜になるとやはり部屋に戻らざるを得ません。
で、部屋に入るとスイス人が超大げさに両手を広げて十字を切って、
「オー!どこに行ってたんだぽち丸!世界の終わりかと思った!神様、彼が無事に帰ってきたことに感謝します!」
いやいや、落ち着け、
キモいぞ。
こいつはもしかしてホンモノなんじゃないかと警戒レベルが上がりました。
そして寝る前。
彼は何とドアノブに内側から登山用のザイルをグルグルに巻きつけ始めるではありませんか。
ぽち丸「ちょっ・・・!何してんのさ!?」
スイス人「いやだって、戸締りはしっかりしとかないと危ないよ!夜に何か悪いヤツに襲われるかも知れないし!強盗とか・・・
ゲイとかね!」
えっと、
既に部屋に入っちゃってる場合はどうすれば良いのでしょうか。
やべえどうしよう!雪山で密室だ!
殺人じゃないほうの意味で刺されそうだ!
翌朝グダっとした感じで発見されちゃう!
ボスケテ!!どどど、どうしようどうしよう、寝たらヤバい!
寝ないようにベッドの上に座り、膝を抱えて小さくなるぽち丸。
そして時々話しかけてくるスイス人。
「・・・寝た?」
「
ねっ、寝てない寝てないっ!!」
こうして、恐怖の一夜は過ぎて行くのであった・・・
そして翌朝。
「おはようぽち丸!今日でお別れだ、寂しいね!良く寝れたかい!?」
「ハハハ、そうね・・・」
「ちょっと電話するね・・・」
そう言って携帯で電話を掛ける彼。
聞くともなしに聞いてたんですが、どうやら家族に無事の連絡をしてるようです。
「ああ、僕のフィアンセは心配性だなぁ」
「ふーん、そう・・・
え、フィアンセ!?」
「うん。写真見る?」
ゴッツゴツのマッチョを一瞬想像しました。
しかし、彼が見せてきた写真にはもう
女優かってくらいの美人が。
何だ、こいつゲイじゃなかったのか!
って言うか考えたらおかしいよね。ヨーロッパは同性愛者にはかなりリベラルで、かなりの市民権を得てる。
ゲイは堂々と自分がそうだと言うし、無理矢理襲ってくるような事は・・・
いや、うん、結構聞くけど。
でも何にせよこんな美人な婚約者がいるんだ、こいつはゲイじゃない。
疑ってごめんなスイス人。
て言うかこのフィアンセ俺にくれ。
ホっとして、思わず、本当に思わず口走ってしまいました。
「え・・・君ってゲイかと思ってた・・・」
スイス人の彼は一瞬驚いた顔でクスっと笑い、こう返しました。
「いや、バイだよ」
教訓:雪山+密室=コナン(or金田一)フラグ
(雪山+密室)×スイス人=別の意味で死亡フラグ
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