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こんにちは僕ぽち丸。




いやはや・・・。




今日は、とことんネタがないのですよ。



一応、できる限りは毎日更新を心がけてるブロガーの鑑みたいなこのぽち丸。
そりゃー時にはネタに詰まる事だってあるわけです。


ネタがない時に更新できてこそ一流ブロガーだとか怒られそうですけど、僕これで飯食ってるわけじゃないですし。


さーて、どーすっかなーと思って僕の記憶の引き出しを漁っていたら、とある偉人が話しかけてきました。





ネタがないなら、作ればいいじゃない。
by.マリーアントワネット



作るネタもねーから困ってんだよこの天然貴族が!!
マリーさんは生前と変わらず空気読めない子でした。






さてさて、まあ本当にネタがないもので、本日は以前から気になってたけどわざわざ調べるのも面倒だったことを調べてみようと思い立ちました。
あ、最初に言っておきますけど、そこはかとなくどーでもいい事ですので多分面白くないと思います。
雑学の知識仕入れたい方はどうぞ。




で、その疑問とは。

狐ってマジで油揚げ好きなの?




狐を奉ってる稲荷神社。お供えは油揚げってのが常識で、油揚げ入れたうどんを「きつねうどん」、お寿司を油揚げで包んだものを「稲荷寿司」なんて言いますよね。でもさ、実際狐って油揚げ食うの?

と言うわけで調べてみました。


まず、野生の狐の食べ物は、69%が野ネズミで、野ウサギは20%、果実などの植物質は10%、その他は昆虫などだそうです。油揚げの原料である大豆のだの字も出てきません。

んじゃ何で油揚げなんよ?



もともと、稲荷信仰を遡ると、ヒンドゥー教のダーキニーというジャッカルの神様がモデルなんだそうな。
で、供え物はネズミの唐揚げだったそうです。

これがインド仏教に取り入れられて荼枳尼天(だきにてん)となり、日本に伝わるわけですけども、もちろん日本にジャッカルなんぞ居ませんでしたので、姿や生態が最も近い狐の神様と言う事になったんだそうです。

ちなみに、仏教では殺生が戒律ですので、ネズミの唐揚げの代用品として油揚げを供えるようになったんだとか。



つまり、ですね。



狐と油揚げには何の因果関係も無いって事じゃん。



ときおり、怖い話で「狐憑き」とか言っちゃって、ツリ眼になって四足で歩いて「コーンコーン」とか言っちゃってやたらと油揚げ食うとか言う話があったりするんですが、本物の狐は別に油揚げが特に好きでもない上に、そもそも憑いてるのは狐じゃなくてジャッカルなんじゃねーかと言う話になってきます。





まさかのお稲荷詐欺ですよ。


「え、俺キツネじゃないの!?」
コックリさんもびっくり。




余談ですが、調べているうちに見たんですけど、北海道のキタキツネに油揚げをあげてみたところ、油揚げにはあまり見向きもせずに、どっかのキャンパーから盗んできたであろうカロリーメイトを夢中でガリガリ食ってたそうな。





つまり、稲荷神社にお供えするなら油揚げよりカロリーメイトの方が良いって事ですね。










ちなみに、稲荷寿司と太巻き(のりまき)を一緒に入れたものを「助六」と言います。

助六と言うのは、歌舞伎十八番のひとつである「助六所縁江戸桜」(すけろくゆかりのえどざくら)と言う演目が語源なんだそうです。

ちなみに、歌舞伎十八番と言うのは、天保年間に七代目市川團十郎(当時五代目市川海老蔵)が市川宗家のお家芸として選定した18番の歌舞伎演目だそうで。



んでまあ、それの主人公の助六と言う遊び人の愛人である「揚巻」と言う吉原の、今で言う超高級風俗嬢が居ましてね。




んで、この「揚巻」の名前から、「揚げ→油揚げ」「巻き→巻き寿司」と言う組み合わせで歌舞伎観賞用の弁当として出来上がったんだそうな。



なんで「揚巻」じゃなくて「助六」になったのかは、江戸っ子らしい洒落っ気って書いてありましたけど、何がどう洒落てるのかサッパリ分かりません。



まあ、登場人物のひとりである揚巻よりは主人公かつ演目の題名である助六にした方が通りが良かったって事でしょうかね。







とまあ、そんな事を考えながら稲荷寿司を食べるぽち丸なのでした。もくもく。

(参考:wikipediaとか日本語由来辞典とか何かその辺)





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