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ハッピバースデイ トゥー
ミー・・・
ハッピバースデイ トゥー
ミー・・・
ハッピバースデイ ディアー
俺ー・・・
ハッピバースデイ トゥー
ミー・・・
4月15日は誕生日でした。
えーと、アレです。何歳とかもう別にいいです。めでたくないです嬉しくないですむしろ悲しいです。
まあ、アレです。二十歳過ぎです二十歳過ぎ。
それにしても、だ。
誕生日が嬉しくなくなったのはいつからだろう。
小さい頃は神様が居て、不思議に夢を叶えてくれたり毎日愛を届けてくれたりしてたんですけれども、いつの頃からか僕は世の中には神も仏もない、渡る世間は鬼ばかりと言う事を知ってしまいました。
そりゃもう泉ピン子と角野卓造が血で血を洗うようなドロドロの人間模様を繰り広げているわけです。
そんな世間様がどこの誰とも知らないそこらのオッサンの誕生日に向ける興味なんて、そこらの田んぼに居るザリガニと同じくらいのもんですよ。
まあ、逆に僕が良く知らない誰かに「今日誕生日なんだ」とか言われてもミナミアメリカジャイアントショートフェイスベアの生態と同じ程度の興味しか持てないので別に構わないんですけどね。
まあ、アレですね。
誕生日が来たと言っても、前日までと何か変わったか?と言われると驚くほど何も変わってないわけですよ。
童貞で無くなった時、童貞の時と何か劇的に変わったか?と言われると「別に・・・」ってのと同じ感じなんですけれどね。
ああ、このブログ読んでる人がどんな層なのかとか全く知りませんけど、て言うか層で分けれるほど多くの人に見てもらってる気もしませんけれど、彼女居ない歴=年齢のチェリー豚さんにはこの例えじゃ分かりませんかねプークスクス。
とにかくね、何かが劇的に変化したとか言うような事は一切無くて、ただ単純にひとつ歳を取っただけ。いつの頃からか思い出せませんが、今年も、去年も、一昨年も、ずっとこんな感じでただ漫然と誕生日を過ごしていました。
そして、来年も恐らく何も変わらない、ただただ恐ろしいほど変わり映えのしない日常を過ごして誕生日を迎える事になるのでしょう。
前の晩はいつもと変わらずゲームで夜更かしして
起きたらもう既に昼で
当然携帯は平常どおり、持ってる意味無いんじゃねえかってくらいなりを潜め
腹が減ったけど何かを作るのも買いに行くのも面倒で
とりあえずゲームを起動してしばらくやって
眠くなったのでお昼寝
気付いたらあたりは真っ暗で
何となく駅前に出て来たものの、特に目的も無く
何となくTSUTAYAでAVを借りて
ついでに前回の延滞料金を請求され
家に帰ってつぼみちゃんを見て一時燃え上がるも
すぐさま訪れる賢者モード
追い討ちをかけるように腹がグゥ、と鳴り
誕生日だし外食するかと財布を見てヘコみ
結局近所のラーメン屋でいつものチャーシューメンカタ半チャンギョーザを注文し
誕生日だしたまには贅沢するかと煮卵をトッピング
同い年くらいの男性客が嫁と子供と楽しそうにラーメン食べてるのを見ないふりして流し込み
帰宅して、2ちゃんのまとめブログとか読んでいる内にふと時計が目に入るのです。
もう11時50分か・・・あれ、俺、今日TSUTAYAとラーメン屋の店員以外の誰かと会話したっけ?
誰かにおめでとうって言われたっけ・・・?
これはあくまで、ここ数年の僕の実績から導き出した来年の誕生日のシュミレーションでしかありません。
しかし、恐らく9割以上は的中している事でしょう。
違うとすれば、つぼみちゃんじゃなくて藤井シェリーにするか、煮卵じゃなくて替え玉にするか、その程度。
ああ怖い。怖すぎる。来年に限った話じゃなく、何年経ってもこんなビジョンしか見えない自分が怖すぎる。
同い年のほかの友人とかね、もうとっくに結婚したり子供できたり家建てたりしてるわけですよ。それなのに何なんですかこの仕打ち。
僕が何したって言うんですか。
何にもしてこなかっただけじゃないですか。
でもねでもね、まだ大丈夫なんですよ。
孔子っつー昔の偉いオッサンが居たんですけれど、そのオッサンが言ってるわけです。
「子の曰く、吾れ 十有五にして学に志す。 三十にして立つ。 四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。 六十にして耳順がう。 七十にして心の欲する所に従って、 矩を踰えず。」
何千年経った後の世にさえ名前を残すようなトンでもねえオッサンですら三十路まで自立せずに親のスネかじってたわけですからね。そして四十路までは惑いに惑ってたわけですからね。
そりゃもう、僕がこないだ久々に会った友人に「やっぱ自分の子供ってかわいいぞ。金掛かるけどなwでもお前独身だし結構溜まってるだろ?どんぐらい貯金して・・・え、マジ?何で俺より少な・・・お前・・・ちょっと真剣に地に足つけて考えたほうがいいぞ・・・」とマジ説教食らったり、TSUTAYAのAVコーナーでつぼみちゃんにしようか藤井シェリーにしようか、もういっそ両方行っちゃうか?いやいや、2本で当日返却とかイケるのか俺?うーむ・・・と小一時間惑いに惑ったところで何の問題も無いわけですよ。
と言うわけで、ぽち丸の戦いはまだまだこれからだ!
ぽち丸先生の次回作にご期待下さい!!
・・・と締めたかったところなんですけれど、この時僕は気付いていなかったのです。
孔子の言う「自立の歳」に自分がなるまで、あと1年を切っている事に・・・