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こんにちは僕ぽち丸。


仕事でExcel使ってる人って結構沢山いると思うんですけれど、最近、Excelを騙す事に生きがいを感じてます。

エクセル騙すって何よ。とうとう頭イカれたか。そんな声が聞こえてきそうですけれども、ちょっと待って欲しい。僕の言い分も聞いて欲しい。


あのね、エクセルの予測変換ってあるじゃないですか。
表計算や表作成で同じ文字列を沢山使う事も多いので、最初の1文字入れたら同じ列にある違うセルの文字列が出てくるのね。
言葉にするとわけ分からなくていよいよアレな人っぽいんで画像で説明する事にしましょう。


あまり仕事の内容を詳細に書くと、vipで晒された挙句鬼女の皆様に職場から住所から色々特定されて電凸されまくった挙句職も家も何もかも失う事になりかねないのでたとえで説明しますけれど、例えば僕が男子トイレの小便器に貼ってある注意書きのキャッチコピーを考える職業の人だとするじゃないですか。

で、考え付いたキャッチコピーをクライアントに見せて検討するために、エクセルにまとめて一覧表を作成するわけですね。



でまあ、「もう一歩前へ。あなたはそんなに長くない」って書いて、次の行に別のコピーを書こうとして「も」って入力したらもう、


2.jpg

コレもんですよ。
どうですか。エクセルがドヤ顔しながら「1文字。たった1文字でお前の未来は分かる!」とかって地獄のミサワ的に言ってる姿が目に浮かぶようです。
大体ですね、この予測変換と言う機能は、実はとても恐ろしいものではないかと思えてしまうわけですよ。



20世紀最大の独裁者であるヒトラーと言うオッサンは、差別主義者で独裁的で、悪の象徴と言うイメージがありますが、同時に、非常に優れた政治的指導者でもあり、しばしば「予言」とも称されるほど卓越した先見の明を持っていました。

そのヒトラーが残した言葉に、こういうものがあります。


「大衆という名の無知な奴隷、永遠の未成年者集団。
永遠の未成年とは、大人になれない者のことだ。
無論、そんなものは、正常な社会では有り得ない。
そうなる背景には、甘やかされた異常な社会がある。
大人になれない親に、ペットのように育てられるため、
たとえ、年を取っても、大人に成り切れない、のである。」

「20世紀末から、21世紀始めの文明国では、
結婚をすることもなく、子供も生むこともなく、
一生の間、男以上の働きを見せる、女性が増える。
しかし、それは、女性の見かけの地位の向上と共に、
民族の衰退、ひいては、人類の破滅に導く罠である。」

まさに今の日本にぴったり合致すると言えるでしょう。
そんなヒトラーですが、こんな事も言っています。

「こうして、人類は、完全に、2つに分かれる。
天と地のように、進化か、退化か、選ばされる。
一方は、限りなく神に近いもの、神人に近づくが、
他方は、限りなく獣に近いもの、獣人に近づくのだ。

神人は、現在の人類の、数次元上の知と力を有する。
彼らは団結して地球を支配し、すべての危機や問題は、
彼ら、神人の知能と能力により、急速に解決されていく。

一方、獣人は、それに従って、生きるだけだ。
これは、ある意味、とても気楽な身分と言える。
戦争も気候も経済も、神人に制御されているため、
神人が許す限り、彼らは、多くのものを与えられる。
食物、住居、職業、娯楽、恋愛、時には、思想さえも。

機械人間は、支配されている事を、意識出来ない。
彼らは、自分で選択していると、思い込んでしまう。
しかし、実際は、家畜のように、神人に飼われている。」


何か書き方がいかにも中二病くさくてアレなんですけれども、まあ大体アレです。格差社会が進み、富める者はますます富んで世界の意思を決定付けるほどの財力や権力を持ち、持たざるものは自分でも知らないうちに完全に管理され支配される、わかりやすく言うと社畜みたいになると。そう言う事ですね。



でね、僕は最近思うのですけれど、高度情報化社会と言われてもう10年ほど経ってるんですけれど、パソコンにしろ携帯にしろ、テレビなどのマスコミにしろ、様々な情報が溢れてるわけですね。

しかし、入ってくる情報が多い一方で、それを考え、吟味して噛み砕いて理解すると言う機会が極端に減っているんではないかと思うのです。
ひとつの情報を消化する前に次の情報が入ってくる。
それが積み重なり、人々から「考える」「記憶する」と言う能力が欠如してくる。
次第に、思想や志操、思考も嗜好も志向も全てが誰かの受け売りだったり、誰かの意思によって無意識に決定付けられるようになり、ヒトラーの言う「機械人間」となるように仕向けられているような、そんな気がしてならないのです。



そこでこのエクセルの予測変換機能ですよ。
1文字入力したら、「1文字。たった1文字でお前の未来は分かる!」とかって地獄のミサワ風ドヤ顔をしやがるこいつは、まさしく便利な機能と言う振りをしながら、裏で僕たちの考える機会を奪って機械人間に仕立て上げようとしている、そんな悪魔の果実に思えて仕方ないのです。


いうまでも無く僕は人間です。
もう既に、何者かによる管理支配が始まっているのかもしれませんが、今この瞬間の僕は間違いなく自由意志を持った人間です。

おのれ、二極化社会の手先たるエクセルにこの俺の自由意志を奪われてなるものか!!
と言うわけで、僕とエクセルの壮絶な戦いが始まります。



3.jpg



予測変換を裏切ります。
すると、またある程度の文章が形成されると「ん?こうやろ?お前が入力したいの、これやろ?」とエクセルが悪魔のささやきをしてきます。ドヤ顔で。



4.jpg

そしてまたそれを裏切って


5.jpg


裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って裏切って最後にエクセルが黙るまでひたすら裏切り続ける。

途中まで同じ文章を入力し、いきなり違う文字を入れたときのエクセルの「え、続きこうじゃないの!?」と言う目に見えない焦りを感じた時は何物にも変えがたい愉悦を感じます。


そうして段々と続きの文字が分からなくなり、迷い、焦り、「こうきたから、次はこうだ。いや、こっちか?それとも別の…」と疑心暗鬼の思考の迷路にエクセルが陥った時。
もはやエクセルは、僕が文字を入力するのを待つのみ。僕がセルを埋めたり計算式を入れて、通るべき道や成すべき事を指し示してやらなければ何も出来ない、哀れで無力な存在なのです。


それは間違いなく、僕を管理し支配下に置こうとした機械を、逆に僕が管理下に置いていると言う事です。
その瞬間、僕は確かに自由意志を持った一人の人間として現実に存在している。誰の支配もされていない、完全に自由な人間としてこの世に生きているのです。

そうなったときに、僕はエクセルに向かってそっと囁くのです。

「君は確かに表計算をするのは得意だ。使い方次第でスケジュールや家計の管理にもとても使える。しかし、それで人間という存在をも管理できると思うのは、おこがましいとは思わんかね?ところで聞かせて欲しいのだが、支配しようと思った人間に逆に支配され管理され、全てを与えられるままに行うのみと言うのはどんな気分だい?ふふふ・・・」




と言うわけで、今日もエクセルと僕との果て無き死闘が幕を開けるのでした。




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こんにちは僕ぽち丸。

全然タッチしてないところで起こった出来事で始末書を書かされた

「多分お前が悪くないのは分かってるんだけど、立場的にお前が悪い事にした方が色々丸く収まるんだよ、なっ?」みたいな同調圧力が実に忌々しい。非常にけったクソ悪い。


多分、「何でそこで折れるんだよ間違ってないなら間違ってないって貫き通せよ」と人は言うだろう。
誰だってそう言う。俺だって他人事ならそう言う。

しかしながら、徹底的に責任の所在を明らかにするための労力やその後に付随する色々な事を考えた時、どうしても泣き寝入り出来ないほど我慢ならないと言うほど激昂しているわけではない。
我ながら良く訓練された家畜だとは思うが、正直言って「めんどくさい」が勝つレベルの話なのだ。


とは言えやっぱり腹立つもんは腹立つので、腹いせに、終業後に始末書に手をつけ始め、たっぷり時間を掛けて
がっつり残業申請し、「意思」→「意志」とか「若干」→「弱冠」みたいな微妙な誤字を至る所に散りばめ、一貫して「遺憾」と言う言葉を使って最後までごめんなさいしなかった。



多分トータルで見れば俺の勝ち。




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こんにちは僕ぽち丸。


昨日会社の歓送迎会でした。

んで、いい感じで飲み会も終わり、解散した後上司に連れられて数人で二次会へ。
リンリンだかユウユウだかって、ものっそい安直な源氏名の中国人のオバハンがいるスナックで飲んでたら、いつの間にやら終電逃しました。

んで、帰れなくなった既婚者の後輩を家に泊める事にしたんだけれども、後輩が僕の部屋と僕を写メに撮って浮気じゃない証明を嫁に送ってたんですわ。
で、寝静まった頃に後輩の携帯に着信が入りまして、翌日仕事だっつーのに夜中の2時ごろから大声で電話をはじめやがりましてね。


まあ、原因は写メ撮ったときに僕がネタのつもりで机に散乱させてたコンドームとかバイブとかを後輩が気付かず送信しちゃって、それを嫁が見つけたからなんですけれど、て言うかむしろどう考えても見落とすほうがおかしいぐらいの感じで写ってたんでてっきりボケをスルーされたのかと思ってしょんぼりしてたんですよこっちは。
それなのに何で俺が怒られるんだよこんちきしょう。そりゃ「今夜は寝かさないぜ!」みたいなものっそいスマイルで写真に写ってたけどさ。


腹が立ったので、チンチンだかパイパイだかってものっそい安直な源氏名の中国人ホステスの名刺を後輩がカバンに入れっぱなしで、多分忘れてる事を黙っといてやろうと思います。




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ブログの記事が長い、とちょいちょい言われる事がありましてね。
ありがたいことに、良くこのブログを読んでくださる方からは「長いけど引き込まれる文章」ってな評価を頂戴する事もあるんですけれど、そんな風に思ってくれる人は残らず抱いてやるよ。


まあとにかく、長い文章を読むのが好きな人は構わないんでしょうけれど、パッとブログを見て「うへ、長ぇ」って嫌気さす人も居るんじゃないかと思いまして、試験的に短い記事を織り交ぜてみようと思いました。
特に、僕の書く文章ってわけの分からない例えとか、妄想が暴走してあらぬ方向に展開する事も多々あって、これでも読みやすい・分かりやすい文章を書くように心がけてるんですが、なかなか読むのめんどくさいかなと思いましたので。



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こんにちは僕ぽち丸。



改めて言うまでもなく、僕は少々頭がおかしいです。

いやまあ、本当は自分が頭おかしいとかこれっぽっちも思っていなくて、僕こそが中庸中の中庸、ミスターコモンセンス、宇宙の定理にして世界の真理とでも言うべき常識人だと思ってるんですけれど、何か知りませんが色んな人から「オマエ、アタマ、オカシイ」とかって「ET、オウチ、カエル」みたいなテンションで言われたりするので、多分頭おかしいんだと思います。



とは言えね、「オレ、アタマ、オカシイ(ドヤァ」みたいな事言っちゃうと、何ていうか「私ぃ~天然ってよく言われるんですぅ~(クネクネ」みたいな、目突きしてのた打ち回ってる耳元で「おい、普通の反応してんじゃねえよ。天然はこういう時どんな反応するんだ?あ?」とかボソボソ呟いてやりたくなるような養殖系小悪魔女子みたいな感じがしてとっても嫌な感じがしますよね。


まあ、僕の頭がおかしいかおかしくないかと言う議論は、僕のガラスのメンタリズムを考慮して、wikipediaに僕のページでも作って僕の目の届かないところで編集合戦でもやってもらうとして、まあとにかく僕が「オマエ、アタマ、オカシイ」とかって、「ET、オウチ、デンワ」みたいなテンションで言われる事が多いのは事実なのです。


僕としては、自分はクセがあると言うか、アクが強いのは重々承知してるので、誰にでもウケの良い円満な人間ではなく、嫌われる人には嫌われるのは良く分かりますし、誰かに嫌われようが別にどうと言う事は無いんです。
そりゃ若い頃は誰からも好かれたいと思ったりもしましたけれど、いつしかそれは無理と言う結論に達し、最近では「男子家を出ずれば七人の敵あり」と言う言葉もあるように、むしろ敵のひとつも作れないような人間はかえって信用ならんとさえ考えてます。

と言うわけで、「オマエ、アタマ、オカシイ」とかって「宇宙ガ、マルゴト、ヤッテクル」ってグラディウスのキャッチコピーみたいなテンションで言われたところで、それほど気にはなりません。
むしろ、嬉々として「オレ、アタマ、オカシイ(ドヤァ」って返すぐらいのもんです。




しかしながら、時として「オマエ、アタマ、オカシイ」のみに留まらず、「親の顔が見たい」と言う旨の言葉を言われる事があります。



親ですか。アイタタタ、そー来ましたか。
僕の親といえば、このブログでも何度か取り上げていますけれども、これこれです。
読んでいただければ分かるとおり、紛う事なきキチガイですので、親を持ち出されるとちと痛い。




しかし、だがしかしですね。
「親の顔が見たい」と言う言葉、実は僕たちが想像している以上に破壊力のある言葉なのかもしれません。




「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」と言う言葉があります。
ニーチェの「善悪の彼岸」の一節です。


すなわち、こちらが何かの事象に向かって働きかけるとき、それと同等の働きかけがあるという事です。

アクションを起こせば必ず何がしかのリアクションが返ってくる。何かを成すためには、必ずそれに見合う対価を支払う必要がある。
そういった意味を端的に表している言葉です。

これは世の中の真理のひとつであり、
錬金術では「等価交換」
ヒンドゥーでは「因果応報」
古代バビロニアでは「目には目を、歯には歯を」
神聖ブリタニア帝国では「撃って良いのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」
などなど、世界中の様々な時代・国・思想・宗教において、それぞれの言葉が意味する目的やニュアンスは異なるものの、本質的な概念は広く取り入れられてきました。

さて、この理屈、分かりやすく言うと小学生の「バカって言う奴がバカ理論」に親の顔が見たいと言う言葉を当てはめて見ますと、実はとんでもない言葉だという事が分かります。



すなわち、親の顔が見たいと思ってる奴は、逆に親の顔が見たいと思われてるわけですよ。
自分が相手の親の顔を見て、相手も自分の親の顔を見る。
家族まで巻き込んじゃうってことですから、そりゃもうちょっと高給なレストランみたいなところでお互いの親を連れてきて紹介と言う形になりますわな。

「お前の親の顔が見たいわ!」
「こっちだってお前の親の顔が見たい!」
「来週の日曜日お前の親の顔見に行くから!」
「じゃあレストラン予約しとくね。和食の会席とかの方がいい?」
「いやフランス料理で頼むわ」
「オッケー、また連絡するね」

ここまできたらもうね、両家顔合わせじゃないですか。あとはもう日取りを決めて結婚するしか無いじゃないですか。
と言うわけで、僕に向かって悪口を言う時に、僕だけに留まらず親まで持ち出す輩は、僕と結婚する覚悟で言って欲しいと思います。



いやね、そりゃまあ「親の顔が見たい」って言葉の意味としては、お互い両親に紹介し合いたい、僕と結婚したいと言うような意味でないことは分かっています。

こんな風に育てた親は一体どんな顔をしてるんだろう。
こんな育て方するぐらいだから、親も相当アレな奴なんだろうか。
こいつがこんなに頭おかしいのはもしかして遺伝なんじゃないだろうか。
大体、こんな意味だと思います。


しかし、しかしですね。
僕としては、この言い回しに、声を大にして異を唱えたい。


言葉とは生き物です。時代の移り変わりにともない、社会情勢など様々な要因を加味してその意味が変遷して行くものなのです。

「貴様」と言う言葉は、元は文字通り、上流階級の目上の人に対して使う「あなた様」と言う意味でした。
「適当」と言う言葉は、「適切かつ妥当」の略語であり、ちょうど良いと言う意味ですが、昨今ではいい加減で杜撰と言う意味の方が強くなっています。



さて、昨今の日本社会では、中近世的な氏族社会と言われる原始共産主義とは異なり、個人主義が台頭・浸透してきました。
それに伴って核家族化が進み、「イエ」の範囲が狭まり、学校などの教育現場でも「連帯責任」と言う概念が薄まり、地域コミュニティーなどの紐帯も希薄になっています。
こういった社会において、個人の行いは個人の評価に帰結され、マクロよりもミクロをフューチャーされる事がポピュラーになってきました。うわぁ、最後ルー語みてえ。


つまりですね、僕がどれだけキチガイじみた言動をやらかしたとしても、「親の顔が見たい」と言うのは何の悪口にもなってないと言う事。何一つ僕に対するダメージにはならないわけですよ。
と言う事は、昨今の時流や社会情勢を加味して、同様の意味を持つ言葉を新たに作らねばなりません。


「親の顔が見てみたい」と言う言葉の裏には、
「どんな家柄で、どんな人柄の両親で、その両親からどんなものを遺伝し、どんな家庭環境でどんなものを食べて育ち、どんな教育を受けてどんな風に成長したのか。座右の銘は?好きな本は?影響を受けた人物は?趣味は?思想宗教は?年収は?夢や目標は?それらの要因によってどんな人格が形成されてそんな言動に至ったの?」
と言う意図があります。

もうなんか、これだけ見るとお見合いの釣書でも渡したほうが早いんじゃねえのって感じなんですけれども、まあ大体こんな感じです。
嫌いは好きの裏返し、可愛さ余って憎さ百倍と言いますが、好きだからもっとその人のことを知りたい、興味があると言う感情とは真逆のベクトルで興味があると言う事ですね。


しかしながら、先ほども述べたとおり、個人主義的な考え方が主流になった昨今では、産まれや育ちは関係なく、全ては個人と言う最小の構成単位に帰結します。
もっと劣悪な環境でも立派に育った人は沢山居る。その逆もまた然り。産まれた所や皮膚や目の色で一体この僕の何が分かると言うのだろう?ってこってす。

すなわち、問題とされるべきは「親からどのような教育を施されたのか」ではなく、「あなたを構成するファクターの一体何がそんな言動をとらせたのか」と言う部分なのです。





これを踏まえて「親の顔が見てみたい」に相当する悪口を考えますと、「お前のDNAが知りたい」となります。

こいつは一体どんな遺伝子情報を持っているのか。
こいつのデオキシリボ核酸はどんな具合に二重螺旋構造を描いているのか。
こいつのリボヌクレオチドはどんな風にホスホジエステル結合しているんだろうか。
こいつのDNAとRNAは一体どんな塩基配列をしているのか。

知りたいのは「親」ではなく、「親から受け継ぎ、そいつの中に存在するモノ」なのです。
と言うわけで、僕は今後、他人に悪意を持って罵詈雑言を浴びせるときは「貴様のDNAが知りたい」「お前のデオキシリボ核酸は一体どうなっているんだ」と言う言葉を使い、「親の顔が見てみたい」と言う言葉はプロポーズの言葉として解釈する事にします。







でまあ、今日仕事中、電車に乗って顧客訪問をしたんですね。で、僕の向かいに女の子が座ってたんですよ。

小学校高学年くらいでしょうか?多分そのくらいだと思います。
目が大きくてかわいらしい女の子なんですけれど、どう見てもキャバ嬢みたいな服着て、化粧までして、昇天ペガサスMIX盛りみたいな髪型で、多分アメーバピグか何かをやってるんでしょうけど、優先座席にどっかと座って気でも違ったかのようにスマホをカチカチいじってたわけですわ。


いやもう、何て言いますかね。もう何なんだろうね?
なんつーか、この子の親の顔が見てみたいもんですね。












オレ、アタマ、オカシイ(ドヤァ




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こんにちは僕ぽち丸。



今日は職場のお話。


普段からやれピンクローターだ、下着をプレゼントだ、セックスだおっぱいだスペンスの乳腺尾部だってエロエロワードを散りばめた記事を書いて男子中学生あたりの妄想を掻き立ててる罪な男のぽち丸ですが、そんな僕も一応はいっぱしの社会人でして、どっちかつーと社会人てより斜壊塵って書いたほうがしっくりきそうな気がするんですけどまあそれは置いといて、それなりに普通の企業に勤めてたりするわけですよ。

ところで、ここ2週間ほどスペンスの乳腺尾部ってワードで検索してくる人が異常に多いんですけど何でなんでしょう。誰か知りませんか。




んでまあ、場所とか職種業態なんかを詳しく書きすぎると、鬼女の皆様に職場も家も特定された挙句面白半分で人生潰されたりしかねませんのであんまり書きませんけれど、うちの会社に割りとでっかい倉庫があるんですよ。

最近、ありがたいことに仕事をたくさん頂きまして、倉庫がいっぱいで新しい商品が入らないという事態になってるんですね。

倉庫がいっぱいの状態を物流業界用語で「満庫」と言うんですけれど、先日とうとう営業部長とうちの部長と倉庫の現場監督がケンカを始めてしまいまして。


「満庫満庫って、何とか場所のやりくりできるでしょー!」
「荷物をやりくり出来ないから満庫って言うんだ!これ以上は無理!」
「お客さんにうちが満庫だから荷物取れませんなんて言えない!無理矢理にでも入れてください!」
「入れるばっかりじゃ満庫になるのは当たり前でしょう!早く出す予定を組んで!」


いやまあ、何と言うか。
良い歳こいたオッサンたちが会議で声を荒げて満庫満庫と連呼し、「無理矢理入れろ」だの「早く出せ」だのと言い合ってる様は中々壮絶なものがあります。


まあ、そんな満庫をめぐってケンカをはじめるような男子中学生みたいなファニーな職場なんですけども、僕の部署では、倉庫内での軽作業のためにパートの女性を30人ほど雇ってるんですよね。

女性に囲まれてる職場なんて良いじゃん!最高じゃん!とか一瞬でも思った人は反省してください。
パートの女性つってもね、まあアレだ。息子が僕より年上とか、中学生の孫が居るとか、そんな年代の何ていうか干物みたいなのばっかりなんで華やかさの欠片もないんですよ。

いやね、なんだか悪口みたいになっちゃいましたけど、皆さんそれなりのお歳のマダムたちばっかりなんで、別に女性に囲まれて楽しいとかそういうアレでは無いって事を言いたいだけなんですけどね。




でもね、何て言うか。
一般的に女性が集まるってーと、女子会だのガールズトークだのとちょっと秘密めいた、それでいて華やかなイメージみたいなのありますけれど、実際30人集まったら何か変なグループ分けみたいなのが出来ちゃってそれはそれはめんどくさいことになってるわけですよ。

磯の香りがほのかに漂う干物たちが、すみません間違えました気品漂うマダムたちが、それぞれのグループでいがみ合ってたりグループ内のヒエラルキーみたいので下の方にいる人がしょーむない雑用押し付けられてたり、なんかスクールカーストみたいになっちゃってるわけですね。

もうね、中高生じゃなくて中高年なんだからさ。カラカラの干物みたいになってまで誰が嫌いとか何とかしょーむない事やってんじゃねーよとか思っちゃうわけ。


もちろん、全員が全員そんな思春期女子みたいな、真剣十台シャベリバみたいな事になってる訳ではないんですが、そういうのに興味のない大人なマダムほど、角を立てないように相手に合わせるわけでして、一部の声が大きい干物だけが変なグループ意識を持ってる状況なんですよね。


そんでだ。
グループが3つ4つあるみたいなんですけれど、僕は業務上パートさんにやってもらうような軽作業は無いんですよね。
なもんで、誰がどのグループなのかとか良く分かってないんですけれど、作業の時はその内容に合わせて人数を調整して班を作るんですけど、この干物とあの干物は相性が悪い(仲が悪くてケンカする、逆に仲がよすぎて喋ってばっかりで仕事しない)から一緒にしないとか、出来るだけ同じグループ内で固めるとか、そう言う不文律みたいのがあるらしいんですよ。


で、そんな干物どものブームは社員をグループに取り込むことらしくてですね。
大した用事も無いのに作業場から事務所までやってきては何か良く分からない話をして行くんですね。

やっぱりこう、パートと正社員では正社員の方が立場が上みたいな感じなんでしょうね。正社員の後ろ盾があるんだぞみたいな権威アピールか知りませんが、部長とかパートに軽作業を回すことが多い後輩とかが、みんなに配った後のお土産の余りをもらってたり、ランチに誘われてたり、ちょっと他の人と待遇や対応を差別化されてたりするんです。


何だよそれケツモチにヤクザ居るんだぞとか言ってる暴走族かよみたいな感じでニヤニヤしながら眺めてたんですよ。
さっきも言いましたけど、僕は業務上パートの干物と絡む機会はあまりないんで、別にどこかのグループに取り込まれたりとかそういうのも無いので、他人事としてニヤニヤ眺めてたんですけどね。


ところが、最近になってやたらと干物グループの数人が僕に絡んでくるようになってきたんですよ。
多分、部長とかパートと絡みの多い社員とかは粗方グループに取り込んで(ると思い込んで)、更なる勢力拡大のために僕にコンタクト取ってくるようになったんだと思うんですけどね。


僕は干物どもの勢力争いなんか全く興味ないって言うか、興味アリアリだけど巻き込まれるのはまっぴらごめんで、関係ないところでニヤニヤ見てたいもんですから、のらりくらりとかわしてたんですけれども、とうとう、とあるグループのボス干物に喫煙所にまで付きまとわれたんですよ。

何か知りませんが、10月の3連休に友達と旅行する予定って会社でポロっと漏らしたのが巡り巡ってボス干物の耳に入ったらしく、土産物要求されました。


ボス干物いわく、「お土産とか貰ったらやっぱりその人のために仕事頑張ろうと思うからね^^」と。
これ遠まわしに土産物要求してきてるんですけれど、会社を休んで旅行行くわけでもないし、何回も書きますが、僕は業務上パートさんを使うことがないので、正直言って土産物渡す必要もへったくれも無いんですよね。

とは言え同じ部署で仕事してるので、そりゃあお土産くらいは持って行きますけれども、それはあくまで贈る側の気持ちであって、それを貰うほうが要求する筋合いじゃあ無い。

て言うか、自分のグループに引き入れたいんなら自分が先にお土産とか持ってくるもんなんじゃねえのか普通。


何なんでしょう、「社員までもが気を使ってお土産持ってくるワタクシ」みたいな演出でしょうか。干物グループどころか場所代とかみかじめ料とか貰ってるどっかのカルテルかよ。
つーか、土産に生ものて。しじみはともかく牛肉て。



ほんでまあ、ヘラヘラ笑いながら「牛肉とか僕の給料じゃ無理っすねー」みたいな感じで断りまして、その翌日。

対立グループのボス干物がやってきて、「○○さんにお土産買って来いとか言われたんだって?あの人厚かましいよね~^^」みたいに話しかけられたのです。

多分、僕の取り込みに失敗したボス干物は休憩室で聞こえよがしに僕の悪口でも言ってたんでしょうね。それを聞いた対立グループのボス干物が陰口で盛り上がって僕をグループに引き入れようと画策してきたに違いありません。そうはいかんざき!!


「はぁ」とか「へぇ」とか、適当に返事してたら「コイツはダメだ」と悟ったのか、特に何も言ってこなくなりました。
やったよカーチャン。俺、どこのグループにも属さずニヤニヤしながらヲチできるポジション死守したよ。



ところがですね、一体何があったのか未だに良く分かりませんが、この事件(?)を境に、干物グループ同士での対立が激化してきたそうで、何かもう日中韓みたいになってるんですと。
つまり、対立グループどうしを同じ班で作業させようもんなら口げんか始めたりあとで部長に「○○さんと同じ班にしないでください」とか文句言ってくるんですって。

事の発端となった僕の心情としては、ケンカをやめてーwww二人を止めてーwww私のwwwためにーww争わwwないでーwwwwwwみたいな感じなんですけれども、まあとにかく普段は居ないところでお互いの陰口叩く程度だったんですけれど、対立が表面化しちゃって業務に支障の出るレベルなんですよね。

人の好き嫌いはあるけど仕事に影響させるのは社会人としてどーなのって話で、上司が干物ども1枚1枚、間違えた一人一人面談とかしたらしく、表面的には落ち着いたものの、冷戦状態なんだそうです。



まあそんな背景もありまして、姑息な小市民の僕は人と人がいがみ合ってる様を内心ニヨニヨ、間違えました善良な一般市民の僕は人と人がいがみ合ってる様に心痛めてたわけですけれども、ある日、いつも干物を作業にあわせて班分けしている部長が急に出張になりまして、僕が変わりに班の編成をしなきゃいけない事になったんですね。


でまあ、部長はいつも誰と誰はケンカするからダメ、誰と誰は話しすぎて仕事しないからダメ、みたいな感じでバランスよく編成してるんですけれど、僕はさっきも書いたとおり、パートさん同士がいがみ合い憎しみあってる現状に心痛めていますので、あえてグループのボス干物をひとつの班に集めたんですよ。

僕は性善説を信じています。人は話し合えば分かり合えるし、嫌いあっている人でもひとつの作業を一緒にこなす事によって絆が芽生えるんじゃないかって。もう、同じ職場でいがみ合い嫌い合う必要は無くって、同じ仕事仲間、つまり戦友なんだって、分かって欲しかったんです。ププッ。

どのボス干物が一番強いのか直接対決させてみたいとか、ププ、そんな蟲毒みたいなこと考えてたわけではありませんプークスクス。



まあとにかくね、朝礼で今日の班分けをしった時の


20120919_akb48_32.jpg

みたいなボス干物たちの顔が忘れられないんですけれども、とにかく作業開始。



…で、終わってビックリ。普段はもちろんボス干物はバラバラの班に分けられてて、そこでボスっぷりを発揮して班を仕切ってたんですけれど、船頭多くして船、山に登るって言うんでしょうか、蟲毒…じゃねえや、ボス干物ばっかり詰め合わせた班は予定してた作業の6割くらいしか終わらなかったんですね。

それ以外はどうだったのかつーと、のびのび仕事できたからか知りませんけれど、普段の1.2~1.5倍くらいの作業こなしてまして、全体としては非常に効率が良かったんですよ。


いやーもう、我ながら名采配じゃね。もしかしてザッケローニ超えたか?次の侍ジャパンを導くのはこの俺だ!フゥハハー!!!


と思ってたら、翌日部長に呼ばれましてね。
おお、上司に褒められるぜ。さすが俺!出来る子!とか思ってたら、めっさ怒られました。

「お前何してん?パートの○○さんとか××さんとかめっちゃ怒ってたぞ!」




…どうやら、蟲毒もとい同じ班に振り分けられたボス干物どもが、一斉に部長に文句言った模様。

それ以来、ボス干物どもは結託し、僕を共通の敵と認識したようで、元から接点が少なかったとは言え、パートさんに話しかけられることがほとんどなくなりました。


ふ、ふはは!組織や社会を上手く運営するには、共通の外敵を作って利害や意識を一致させるのが効果的なんだからねっ!だから、普段あんまり仕事上で絡みの無い俺が敵に回ったのさ!さすが俺!ザッケローニもびっくりの名采配なんだからねっ!うわーん!!









人を呪わば穴二つと申します。
皆様も、蟲毒などを使う際は必ず「自分も呪われること」の覚悟を持っていただきたいと思います。





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