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こんにちは僕ぽち丸。

 

ブログにアクセス解析を設置しているもので、時々その結果を見ているんですけどね。ここ最近、急上昇してる検索ワードがあるのですよ。


「ピンクローター 自作」
「自作 ローター」
「ピンクローター 改造」
「ローター 手作り」
「ローター 壊れた」
「ピンクローター 修理」
「ローソンクルーアキコ ローター」
「ローソンクルーアキコが壊れた」

などなど、ピンクローターに関するワードが、全体の何と4割近くも占めてるんですよ。後半関係ないけど。

 

そう、そうなのだ。僕が趣味で自作している大人の玩具・ピンクローターであるが、何とと言うべきかやはりと言うべきか、自作に興味のある人が結構居るのである。
試しに、「ピンクローター 自作」でググってみたところ、見事このブログが検索のトップに来るではないか。

 

それもそのはず。僕は以前書いたとおり、何か記事を書くときはそのテーマについて徹底的に調べるのだが、僕が最初のローターを作成するときに調べたところ、「自作している」や「これから自作する」とtwitterなどで呟いている人は居たものの、実際に完成品や製作過程をブログなどにアップしている人はほとんど居なかったのだ。


「大人の玩具の自作」と言うカテゴリはニーズはあるが競合の居ない、ニッチなコンテンツだったのである。
つまり、僕は知らず知らずのうちにこの分野の先駆者、パイオニアとなっていたのだ。

 

僕は初代のピンクローターを作る際、こんな事を書いている。
「僕はこのエロさでもって、他人様のセックスライフを充実させるべきなのである。自分の肉体で持って誰かを満足させるではなく、僕の知恵や経験でもって誰かのおセックスをより涅槃的なニルヴァーナの境地に導くのだ。」


つまり、僕のエロさで持って世のため人のためのお役に立つと言う壮大な目標の、大きな足がかりを掴んだのである。


と言うことは、次に僕がすべき事もおのずと見えてくる。
つまり、大人の玩具自作と言う分野のオピニオンリーダーとして、これから自作してみようかと言う人たちにとって有益な情報をアーカイブ化し、パブリックコメントを集めて洗練するのだ。

そして、ピンクローターに限らず、バイブレーターやら何やらさまざまな大人の玩具を製作し、「大人の玩具自作」と言うカテゴリを突き詰める。ついでに、自作はめんどくさいという人に向けて製作物を販売でもして、性生活の向上に役立つのである。


と書くとまあ、何だか話が大きい気がするが、要するに「ピンクローター自作したいな」と思った人たちに向けて役立つ話をあれこれ書いてみようと言うわけだ。

それと、これが一番難しいのだが、女性側の意見が欲しい。
「どういう機能が欲しいか」「こんな形ならかわいいのに」「こういう玩具があればいいのに」と言った意見があれば忌憚無く聞かせていただきたい。
ブログへのコメントが恥ずかしければ、拍手コメントやメールフォームからお願いします。(※いただいた意見は匿名でブログ等でご紹介する場合があります。嫌な方はその旨明記してください)


さて、前置きが長くなったけれども、ようやく本題。
これからピンクローターを自作しようと考えている人へのTipsである。

 

1、製作に当たって
まず最初に書いておかなければならないが、ピンクローターはドンキホーテにでも行けば300円程度、割高なはずのホテルの自販機ですら500円で購入できます。
自作しようとすると、どれだけ安いパーツを使おうが最低でも1000円は掛かります。
つまり、割高でも「自分で作る」と言う楽しみを味わうためか、市販品では得られない性能を求めるのでもない限り自作はお勧めできません。

 

2、ピンクローターの構造
ローターの振動部分の構造はいたって単純です。

モーターの周りに重心をズラした重りをつけて、遠心力で振動を発生させています。携帯のバイブレーションなどと理屈は同じです。
たまに、「重りをカプセル内部の壁に当てて振動を発生させる」とか書いてるサイトがありますが、大間違いです。
そんな事をすると「ガガガガガガ!」みたいな凄い音が出て、3分でシャフトが曲がって破損するでしょう。
隔壁が重りに干渉しないようにカプセルを作る必要があります。

 

3、カプセルの形
「ピンクローター」で検索してみると、いろいろな形のもがヒットします。
一般的な卵型や、内部へいれる事も考えられた形やら、本当にさまざまです。
個人的には、振動が先端に集中しやすい砲弾型がお勧めです。ちなみに、過去に作った2作は両方砲弾型です。

自作のメリットは、このカプセルを好きに造型できるという点です。どんな形が最も理想的か、ぜひ試行錯誤してください。

 

4、強弱の調節機能について
実は、ピンクローターを自作する上で最もネックとなるのが強弱の調節機能です。

工作用のパーツやキット類で、電圧の強弱を調整する機能がついたものはありません。誰かご存知なら教えてください。

市販品のスイッチを使ってこの機能を実現するには、ごく初歩的ではありますが電子工学の知識が必要となり、基盤にスライドスイッチと抵抗をハンダ付けする必要があります。
頑張れば素人でも出来るレベルですが、電子部品を小口やバラ売りしてる業者は少ないですし、ハンダゴテなど「ピンクローターの自作にしか使わないけど、必要な工具」などもあります。コストを考えると、あまり現実的ではありません。


それじゃあ普通のローターにも抵抗やら何やらが入ってるの?と言うと、実は(原理的には同じですが)もっと単純な構造になってます。

rotar_3.jpg

この写真をご覧ください。
銅線から伸びた端子に、バネがついています。どっちがどっちか分かりませんが、仮にダイヤル側を+、本体についてるバネのあるほうを-としましょうか。
この-端子側のバネにダイヤル側の+端子が接触すると通電するわけですね。
そして、ダイヤルを回すと接触している+端子ががだんだんと-端子に近くなり、それに伴って電圧のロスが減っていってパワーが上がります。ダイヤルを最大にすると端子同士が直接接触するようになります。

この仕組み自体は小学生の理科の知識で理解できるんですが、実際に作るとなると端子同士を接触させるためにミリ単位での調整が必要になります。素人には非常に難しい作業です。

 

5、カプセルの材料について
材料については様々な選択肢がありますが、基本的には
(1)ちょうど良い容器にモーターを固定する
(2)自分で造型する
の2種類に分かれます。

(1)については、最初僕もこの方向でためしてはいたものの、探せば探すほどちょうど良い大きさのものが見つかりません。中が空洞で卵形で密閉できるプラスチック容器と言えば、ガチャガチャのカプセルが最初に思いつきますが、あれではかなり大きいです。
チョコエッグのカプセルがちょうどいいぐらいなんじゃないかと思いますが、近所にチョコエッグが売ってなかったので試せていません。
安価で入手しやすい容器をご存知の方はぜひご一報ください。

(2)の自作と言う方法を選択する場合、材料に必要な条件は
・粘膜に触れる部分を作るため、毒性が無く清潔を保てるものである事。
・造型の自由度が高く特別な工具類を必要としないこと。
・表面処理が楽である事
・浸水せず、機密性を保てるもの
・温度による性質変化がないもの
などがあります。

色々な素材を試しましたが、価格的にも性質的にも一番扱いやすいのがエポキシパテでした。
2種類の粘土状のパテを混ぜ合わせて化学硬化させるもので、硬化まで数十分から数時間かかり、造型がしやすく硬化後はやすりなどで削って形を整える事ができます。
ホームセンターなどでは業務用のでっかいチューブなどで数千円しますが、家電屋のプラモデルコーナーなどで少量を数百円で売っています。

自由樹脂も一度試しましたが、粘りがあって表面処理が難しくきれいな成型が出来ない事や、使用しているとモーターの熱で溶け出した事(自由樹脂の融点は60℃です)などから、残念ながらピンクローターの使用には向かないようです。

また、シリコンは液状であるため硬化するまで形状を維持できません。そのため、型取りには向いていますが、シリコン自体を造型する場合は石膏やFRPなどのシリコンとの融和姓の無い素材を別途用意して型を作り、それに流し込むと言う作業になります。素人が1個2個作品を作るにはコストが高すぎます。

 


6、モーターについて
ピンクローターの性能を決定付けると言っても過言ではないモーターの性能ですが、130円くらいの工作用の安いモーターでは、市販のピンクローターと何も変わらない出来栄えになるでしょう。
先ほども書きましたが、500円程度で買えるものをわざわざ自作するのですから、どうせならとことんすごい物を作りましょう。

と言うわけで、入手が簡単で速いモーターと言えば、パッと思いつくのがミニ四駆。
高いものだと700円ほどしますが、これ以上の性能のモーターは一般では入手が非常に困難です。


ちなみに、130円の工作用モーターの回転数は6500回転/分。
工作用のルーターと言う、ガラスや金属に彫刻したり研磨や切断をする工具で11000~16000回転/分。電マも大体同じぐらいです。
それで、ミニ四駆用の一番速いモーターが、25000~29000回転/分。
性能比較するとあり得ないコストパフォーマンスしてますよ。

 

7、振動について
構造のところで書きましたが、ローターはモーターの先に重心をずらした錘を取り付け、その遠心力によってバイブレーションを発生させています。
この振動ですが、錘が重いほど、また重心が回転軸から遠いほど、遠心力が強くなって振動が強くなります。
でもって、モーターの回転が速ければ速いほど、振動が小刻みになって高周波の、何と言うか「切れ味の良い」振動になります。

単純に強い振動の方が良いのかというと、実はそういうもんでもありません。
色んな大人の玩具を購入しては実際に使用し、そのレビューを詳細に書いている僕にはちょっと理解できないレベルの変態様がいらっしゃるのですが、多くの女性はキツい振動より高周波の方を好むそうです。

そりゃまあ、理屈としては錘が軽いほうが回転は速くなりますが、だからと言って軽すぎると刺激が足りませんので、各自で試行錯誤しながら調整すればよいと思います。

 


さてさて、ざっと書きましたが、大体このぐらいでしょうか。また何か思いついたら改めて書こうと思います。

と言うわけで、次から実践編。
「ピンクローターを始めて自作する人」を対象に、丁寧に書いていきます。
それが終わったら今度はローター以外も作ってみるか。

 

それでは、皆様楽しい大人の玩具ライフを!

 

 

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