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こんにちは僕ぽち丸。
昨日のブログ(http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/60/)で、「何でも最初に食ったやつが一番すげえ」みたいな事書いたんですが。
しかし、2番目に食った奴の方が凄い食材もあります。
そう、フグ。
凄いって言うか、凄いを通り越してバカですよね。
だって一人目死んでんじゃんね!?
フグを食った二人目の人が一体何を考えていたのか、僕は気になっててっちりも喉を通りません。
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石器時代―
未だ農耕が発明されておらず、狩猟採集が糧を得る手段だった頃。
新発見された食材を最初に食すのは富裕層の特権であった。
あるところに、一人の金持ちがいた。
北アフリカ・リビアでデモが始まったニュースを聞きつけ全力で原油株を買い漁り、わずか1週間で15億ほど稼いだ男だった。
彼は、有り余る富に飽かせて新発見された新しい食材を最初に食べるのを何よりの楽しみとしていた。
そしてある日、ふぐを人類で始めて食べた彼が死んでいるのをメイドが発見した。
警察が呼ばれ、たまたま金持ちの家に泊まっていた名探偵も捜査に加わった。
名探偵「たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人、その名は―」
名探偵「コナン!!」
名探偵は満面のドヤ顔で自己紹介した。
メイド「ベタ過ぎだろ何番煎じだよ」
名探偵「いやほら一応石器時代設定だしこっちのが良いかと思って・・・」
メイド「どっちかつーと未来人じゃね、それ?」
何やかんやで現場検証が始まった。
名探偵「密室殺人か・・・」
現場を一目見ていきなり殺人と決め付けた名探偵は、民間人であるにも関わらず我が物顔で現場に入り色々イジった。
警察は(コイツが来たら捜査がややこしくなるんだよなぁ・・・)とウンザリ顔をしていた。
名探偵「食事中に殺されたのか・・・外傷が無い、毒殺だな・・・」
名探偵はブツブツつぶやきながら、残された食事を調べだした。
名探偵「(ペロ)・・・これは・・・!
テトロドキシン!( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!!」
メイドは「外傷が無い、毒殺だ」と自分で言いながらペロする名探偵をアホだと思った。
警察はいつも偶然事件現場に居合わせては勝手に捜査と称して現場保存の鉄則をシカトしてチョロチョロする名探偵が勝手に死んでくれて凄くスッキリした。
こうして、名探偵の尊い犠牲のもと「フグには毒がある」と言う事が分かり、現代ではふぐの調理は免許制となったのである。
ちなみに、「フグに毒があると分かっていながら、それを何とか取り除いてまで食おうとしたヤツ」も居ると言う事になるが、それはまた別のお話。