こんにちは僕ぽち丸。
世間では
温暖化だクールビズだいやもう古い今はスーパークールビズだと大騒ぎの夏が始まりましたね。
ぽち丸は
スーツ革靴ネクタイが大っ嫌いなので何ともありがたい話です。
さてさて、
スラックスにアロハとか着てるとマトモな勤め人なのかチンピラなのか分からない昨今のご時勢ですが、スーパークールビズが提唱された背景には、今年の
東北大震災の影響が少なくありません。
今後の方向として脱原発の方向に向かっていくのか、耐震構造建築技術や災害対策を充実させて原発を使い続けるのか。
僕は原発も放射能も環境問題も電力も都市インフラも素人ですのでどっちが良いとか言えませんが、
どっかの偉い人がみんなが良い感じになるように考えれば良いと思います。
僕は兵隊、
もしくは奴隷、もしくは家畜としてそいつらに搾取されながら、時々
「偉い奴ほどバカだなこの国www」とブログでも書いておきます。
さて、先ほど書いたとおり、脱原発するのか(出来るのか)、リスク回避のための対策を充実させて原発を使い続けるのか分かりませんが、ひとつだけ分かっている事があります。
エアコン使えない夏は、今年だけじゃない。
被災地の復興や電力の安定供給の再開までどの程度かかるか分かりませんが、少なくとも1年2年で何とかなるような問題という事でも無いでしょう。
と言うわけで、現在アパレル各社は
クールビズ商法に必死なわけです。
昨今の大手アパレルメーカーのHPなんて覗いてみますと、猫も杓子もクールビズクールビズとお題目のように唱えており、
節電が目的なのかクールビズスタイルを着るのが目的か分からないような状態になってるわけですよ。
それでね、
とある服屋の報道声明(プレスリリース)を見てますとね、何か違和感覚えたんですよね。とある服屋ってまあ、ユニクロなんですけど。
これの右端。8番。
短パンにジャケットてどやねん、と。
うん、この写真はまだマシなんだよ。
モデル外人だからな。
でもこれさ、普通に歩いてるそこらのオッサンにこれ着せてみ?
・・・どーなのよコレ?
何て言うか、これってさ、
原宿とか歩いてるような(イメージ)、
美大とかにいそうな(イメージ)、
何かこんな感じの
「オシャレは自己表現」とか「ファッションはインスピレーション」とか「ガイアがオレにもっと輝けと囁いている」とか言ってそうな自分でオシャレだと思い込んでるキチガイと同類に見えるんだよね。
思うに、段々とビジネスからかけ離れてきたクールビズってさ、
若い男子にとっての腰パンと同義なんじゃないだろうか。
こういうのを見て、大人は眉をひそめてみっともない!とか言うわけです。
正直言って僕も何がカッコ良いのか分かりません。
何とも上手く言えませんが、なんだか最近のクールビズからは若者の腰パンに近いものを感じます。
あと、腰パンと言えばこの人。
国母。
まあ、僕としては
こんな小物が何しようが知ったこっちゃ無いんであまり気にしませんが、
国母に目くじら立てて「みっともない!」って怒ってた人がジャケット着てスネ毛丸出しで仕事してるとか考えると
胸が熱くなるな。
さて、クールビズが若者にとっての腰パンと同義だと仮定すれば、今後のクールビズがどういう方向に行くのかもある程度予測できそうですね。
腰パンは、より下に、より下にとドンドン下がってきて、最終的には
ほぼパンツ丸出しになっちゃって、その内
「見せパン」とか言うものまで登場して、
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」
とか意味不な事態になってきました。
という事は、クールビズもより快適に、より涼しく進化を遂げていくんじゃないでしょうか。
まず2012年、
ウルトラクールビズが提唱され
海パンが解禁に。
女性はもちろん水着です。
更に翌年、2013年には
ハイパークールビズとして
ビーチサンダルが解禁。
2014年には
クールビズファイナルとして
海パン着用時は上半身裸可に。
女性はパレオなしでビキニが解禁。
そして2015年には
真・クールビズという事で
こうなります。
男性は葉っぱ。女性は貝殻。
Gainerとか
MEN'S CLUBとか読んでるファッションにうるさいオシャレリーマンはオープンカフェとかでi padいじりながら
「やっぱ柏の葉っしょ」
「バナナの葉はツヤがありすぎるから10代までだよな」
とかそう言う会話を嗜むわけです。
女性は、女子更衣室やトイレなどで
「そのホタテかーわーいいー!どこ産?」
「いいでしょー、日本海だよ!安かったんだぁー」
「オホーツク産とか北海産って値段の割りに微妙だよねー」
「あの辺はガイジン向けって感じだよねー」
とかそう言う会話をするわけですね。
かわいすぎる海女さんも大忙しですよ。
貝類の消費量が日本で上がるともちろん
某NPO団体が黙っちゃいません。
エージェントに襲撃されたら怖いので団体名は伏せますが、環境問題だの何だの立派な事を言いながら来るべき食糧危機に供えて食用家畜の代替品としてクジラを白色人種で独占しようと画策する某団体は、クジラのみならず
海洋資源は全てオレのものと思っていますので、
「ジャップは貝を食うな」
「敗戦国は根っこでもかじってろ」
とデモ活動やテロ活動が激化する事でしょう。
そして日本でも、
その活動に感化されたブッサイクなネーチャンや友達いなさそうなもやし男が駅前で
「外国では貝殻の服なんてダサい!そう思われてるんです!」
「環境のために良くないんです!とにかく良くないんです!」
と道行く人に無視されながら演説を垂れるのですよ。
話が盛大に逸れました。
さて、葉っぱと貝殻まで来てしまったクールビズ、もし宴会で
野球拳なんてしようものならのっけから2アウト満塁の大ピンチ、始まる前から
「あっといっちまい!」コールが鳴り止まないステキな状況ですが、
翌年にはとうとうマッパになるのか?と言うと全くそうではありません。
真っ裸だと服が全く売れなくなり、アパレル業界や物流業者が軒並み路頭に迷う事になりますので、産業保護の名目上、これ以上服装の簡素化が進む事は無いでしょう。
そして、ユニクロやら3Mやらが新素材を開発して
通気性バツグンの葉っぱとか、
フチが胸に食い込まない肌に優しい素材の貝殻とかが開発されていくわけです。
そして、
勘違いしたゆとり世代が会社にスウェットとかジャージを履いて行って、葉っぱ1枚の上司に
「何だその格好は!社会人としての自覚が無い!」
と怒鳴られるような、そんな社会になって行くんじゃないかなぁ。
昨今のクールビズを見るにつけ、そんなステキ未来に思いを馳せるぽち丸なのです。
[6回]
PR