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こんにちは僕ぽち丸。
このブログやる以前も、数年前にブログやってましてね。
まあ何と言いますか、当時は先行者ネタでお馴染みの侍魂(http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/)が全盛の頃で、おもしろ系テキストサイトや、「ブログ」と言うものが広く一般に浸透し、雨後の筍のごとく乱立している頃でありました。僕がやってたブログも何番煎じか知りませんがその手のブログでして、まあ、それなりに1日数千PVとか稼いでたんですけどね。
んでまあ、現在だったら、ブログを更新したらmixiやらtwitterやらFace bookやらその他SNSやらに更新のお知らせみたいに反映できたりするわけですが、当時はその辺のソーシャルメディアって、存在はしてたのかもしれませんが少なくとも認知度は非常に低くて、現在のように情報発信がマルチタスク化してませんでした。
だからまあ、ブログの宣伝とか更新のお知らせとか結構めんどくさくてね。
相互リンクしたブログに毎日コメント残しに行ったり、2ちゃんねるで「このブログ面白いぞ」みたいな事書いて自演乙されて顔真っ赤にしてベッドで足パタパタしてみたりしてね。若かったなぁあの頃。
運営者と読者のコミュニケーションも、当時はサイトならBBS、ブログならほぼコメント欄一択でした。まあ、パブリックでない話題はメールフォームなんつーもんもありますけどね。
現在はtwitterにつぶやくボタンやら足跡ペタやらWeb拍手やらイイネ!ボタンやら、コメント残すよりお手軽に「ちゃんと見てますよー」ってアピールできる機能がいろいろありまして、そんなこんなでこのブログは昔に比べてコメントが格段に減りました。その分、ブログのコメントは減ってtwitter経由とかで反応をくれる方が多いんですけどね。
さて、ここからが本題。
すいませんねいつもながら前置きが長くて。使えない男でほんとすいません。
段取り下手な性根が丸出しですね。絶対スピーチとかさせちゃいけませんね。
謝罪もいい加減長いですね。ほんとすいません。
・・・あのね、数日前から、「拍手する」ってボタンをブログの下の方に設置してみたんですよ。
まあ、「この記事おもしろかったよー」って意図をコメントより簡単に表現するためのモンだと思うんですけど、この記事の下の方にある拍手するボタン押してもらえれば分かりますけど、任意でコメント書けるんですよ。
このコメントっつーのが、普通のブログのコメント欄と違ってパブリックじゃないんです。つまり運営者にしか見えないのよね。
で、そこで貰ったコメントでね、何か知らないけど、人生相談持ちかけられたんですよ。
えっと、何て言うか、お返事しようにも拍手のコメントって名前しか書く欄がないもんだから、メールフォームもなければ返信も出来ないわけですよ。そんでもってその方は何で僕に相談しようと思ったのか分かりませんけど、結構このブログ見ていただいてるようで、僕が別に人生相談とかオーラが見えますとか前世がどうとか電波垂れ流してるスピリチュアルカウンセリングのブログ書いてるわけでもないし僕がいろんな事ネタにする奴だってご存知のようですし、まあプライベートで持ちかけられた相談をパブリックに晒すのどうなのよって話ですけどさっき書いたとおり返信のしようが無いしだからっつって黙殺するのもアレだし僕がそんな人間ってご存知でしょうし。
まー、何がいいたいかつーと、アレだ。
僕に相談してきたつー事は、ネタにされる覚悟完了してると見なします。
というわけで、お名前伏せますがこんなご相談。
いつも読んでます。いつも面白くてロマンチックなシチュエーションの告白を参考にしてます☆
実は今恋をしてて、どうやって告白しようか悩んでます!
そこで、ロマンチック師匠のぽち丸さんに一番ステキな告白の方法を考えて欲しいのです!
よろしくおねがいします^^
さて、相談にお答えしましょう。
知らんがな。
いやまあ、今までの長い前置き何だったのってくらい元も子もない回答ですね。
つーか、ロマンチックな告白とか俺が知りたいわ。
こちとら他人にアドバイスしてる余裕なんざねーんだよ。
そもそもですね、面白くてロマンチックなシチュエーションの告白なんて書いたことありましたっけ?
ロマンチック師匠て何やねん。
えーと、今まで書いた告白のシチュエーションつったら、
これ(http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/50/)とか、
あとこないだ書いたこれ(http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/133/)か、
後はせいぜいこれ(http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/58/)ぐらいでしょうか。
一体これの何が参考になったのかサッパリ分かりませんが、少なくとも師事する相手を間違ってる事は確実です。
しかしながら、この広いネットの海で、YAHOO!知恵袋では無くわざわざ僕を頼ってきてくれたからには、それに応えたくなるのが男気ってモンです。
しかし、この相談者の方、恋をしてるのは良く分かりましたが、それ以外の情報が全く分かりません。
何歳なのか、学生なのか、社会人なのか、相手との現在の関係はどうなのか、そもそも相談者は男なのか女なのかすら分かりません。
仕方ないから、このプロファイリングから始めましょう。
自分や相手に関する情報を一切出してこないという事は、すなわち相談する事にもされる事にも慣れていないという事です。つまり、相談者は若い。恐らく、中高生くらいではないかと思われます。
でもって、中高生にも関わらず「∋ЗU<ぉ願レヽUма£☆ミ」とか言う古代都市アトランティスの石版に刻まれた象形文字ではなく、きちんと「よろしくお願いします」と書いている点から、男子である可能性が高いですね。
後はまあ、相手との関係が分かればベターですが、これはもう勝手に想像してしまいましょう。
実は、中高生の恋愛においては相手が誰であれ自分との関係がどうであれ、あんまり関係がありません。
思春期の恋愛における行動原理とは、実はほとんど全ての人において共通しているからです。
生物・心理学的に言うと、すなわち、男子は身体の成熟に伴う生存本能の消化、女子は恋愛を通して事故のアイデンティティの確立を行う、とまあこういうわけです。
まあ、難しい言い方してますが、これは僕の持論じゃなくてちゃんと学術的に認知されてる話ですよ、と言いたかったんです。ホンマでっかTVでやってました。
つまり、簡単に言っちゃうと、男子はとりあえずエッチがしたいんです。
こう言っちゃうと身も蓋もあったもんじゃねーんですが、突き詰めれば要するにそう言うことなんです。
きっと僕に相談してきた彼も、どれだけ取り繕おうが、デスノートを見て名前を書いた相手とセックスできるセックスノート!とか妄想して、クラスの女子の出席番号順にあいつは書くだろ、あいつはパス。あいつは週2ペースだな・・・とか考えてる純粋な心の持ち主に違いありません。
大丈夫、これは何も恥ずかしい事じゃない。誰もが一度は通る道なのだから。
僕は今でもその妄想してるし。
対して、女子は「他人が好きな私が好き」なんです。
よく、付き合ってる相手に「私のどこが好き?」って聞かれませんでしたか?
要するに、恋愛を通して、「自分はどう見られてるんだろう」という事を確認しているんですね。
クラスに一人は居たと思いますが、「同い年の男ってガキだからだめ」とか言ってる女子。
それって実は男子より精神年齢が高いとか言う話じゃなく、「大人な私が好き」なんです。
同様に、中学生の頃に大学生と付き合ってるのを自慢げに語る女子とかいたと思うんですけど、それって実は同年代の女子に相手されないダメ大学生が純真な女子中学生を騙くらかしてるだけなんですけれど、女子中学生は「大人と恋愛できる・大人と釣り合う私」が好きなんです。
それから、「群れるの嫌い、馴れ合い気持ち悪い」とか言っちゃってる女の子も根本は同じで、「流されない自分を持ってる自分」が好きなんですな。
うん、まあ、ぽち丸何があったんだよどれだけ思春期女子に恨み持ってんだよって感じなんですけども、総合すると「自分を好きって言ってくれる人が好き」なわけですよ。
そこで、これら思春期男女の恋愛スタンスをまとめてみますと、
女子「ねえねえ、私のどこが好き?^^」
男子「エッチさせてくれるところ」
と言う会話が互いの欲求を満たした最もシンプルかつ的確な表現という事になります。
でもねでもね。僕たちもう知ってるじゃないですか。
真実を告げる事は時として嘘で騙すより残酷だって。
優しい嘘があるから世の中が円滑に回ってるんだって。
バファリンの半分が優しさと言うのも優しい嘘なんですよ。
だからこそ男子は、ギラギラと煮えたぎる欲望をロマンティックと言う名のオブラートに包まなければいけないんです。
さて、これらを踏まえた上で、いよいよ相談者に秘策を授けましょう。
その名も、星の屑作戦(スターダストオペレーション)です。
まず、午前2時踏み切りに望遠鏡を担いでいきます。
うん、あれだろ?お前らバンプとか大好きだろ中高生?
そんでまあ、綺麗な星を見るわけですよ。
で、流れ星が見えたらですね、
「あ、良かった、間に合った」
「何が?」
「願い事!」
「何を願ったの?」
「ん・・・言わないw」
「良いじゃん、教えてよー」
「笑わない?」
「うん」
「その・・・勇気が出ますように、って・・・」
「何の勇気?」
「君に・・・告白する勇気・・・」