| 10 | 2025/11 | 12 | 
| S | M | T | W | T | F | S | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 
| 30 | 
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんにちは僕ぽち丸。
ピンクローターは製作快調ですがまだ記事のまとめが間に合ってないので今日は別の話題。
	一人は孤高の旅人、スナフキン。
	何者にも縛られず、何物にもとらわれず、ただ飄々と旅に生きる流浪人。
	
	そしてもう一人がこちら。
	小さな山小屋で自給自足の隠遁生活を営むアルムのおんじ。
	ご存知、ハイジのおじいさんです。
	
	僕の将来の夢は暖炉のある山小屋でロッキングチェアに腰掛けて孫にヴェルタースオリジナルをあげる事です。
	なぜなら彼もまた、特別な存在だからです。
さて、そんなアルムのおんじっぽい山小屋に欠かせないもの、それはもちろんこれ。
	
	
	
	そう、燻製。
	ちょっとアルムのおんじの画像探してみたけど燻製作ったり食べてる画像は見つかりませんでしたけど、絶対燻製作ってそうじゃないですか。ベーコンとか吊るしてそうじゃないですか。
	そんで夜な夜なブランデーとか飲みながら自家製のベーコンとかスモークチーズ食ってそうじゃないですか。
	そんで気分良くなって近所に誰もいないのを良い事にヨーデルとか歌ってそうじゃないですか。ヨーロローリヤッフッホーヤッフッホーリーヤッフッホーとか歌ってるじゃないですか絶対。
	
	んでまあ、前々から興味はあったものの、燻製小屋とか作れる土地なんざ持ってないしアウトドア用品の燻製器は高いしで手をつけてなかったんですけどね。
	こないだ、家の冷凍庫見てみたら安かったから買ったものの、ワタ抜いたり開いたりって調理がなかなか面倒で2ヶ月くらい放置してた小アジが出てきたんですよ。
	何か簡単なレシピねえかなーと思ってググってみたらですね、小アジの燻製が出てきたんですよね。何と、その解説によるとキッチンで作れるそうな。
	しかも、100均の鍋と網とフタで簡単に燻製器が作れるんだそうですよ。
	こりゃもうやるっきゃねぇ!って事でさっそく100円ショップに行って、買ってきました。
	鍋、フタ、鍋の真ん中くらいでいい感じに止まる網。しめて315円。
	んで、これに燻製用のチップを買えばもう準備OK。
	ちなみにホームセンターで380円。
	と言うわけで、とりあえず小アジを解凍して頭を落として開いて背骨を取る。
	ぶっちゃけ、この手間が面倒なんであってここまでするならアジフライとか他の料理でもかまわないんだけれど、まあアルムのおんじへのファーストステップだと思えばこの程度の手間はどうと言う事はない。
	
	
	
	網の上にアジを並べて塩を振る。んで、コンロにかけて待つ事10分ほど。
	
	
	
	
	
	完成しましたよ、初の燻製!
	うーん。なんか、うーん。見た目うーん・・・
	
	ちなみに、気になる勳煙のにおいですが、フタをちゃんとして換気扇回してれば1回くらいなら別に気にするほどでもない感じ。
	この日は初めてなので色々やってみたくて5~6回やったらさすがに服に染み付きましたけど。
	
	つーわけでさっそく食べてみました。
	ムムっ、これは…
	うーまーいーぞーっ!!!
	いやもう、ビックリですよ。ぽち丸ビックリ。
	市販品の燻製より数段うまいですよこれ。マジびびった。
	てなわけで、調子に乗って色々試してみました。
	
	
	
	左から、カニカマ、アジ、豚バラ。
	この中じゃカニカマが断トツでうまかったです。
	たくあんも燻製してみました。
	いわゆる、秋田名物いぶりがっこ。これがまたうまい!
	何て言うのか、米よりも酒のほうが合いそうな感じ。
	
	とは言え。燻製とは本来保存食なわけでして。
	僕が今回やったのは熱燻と呼ばれる方法で、何と言うかなんちゃって燻製と言うか、保存法じゃなく調理法って感じで、塩をまぶしてスモーキーな香りをつけただけで保存性はあんまり無いようです。
	 
	長期保存の出来るマジ燻製を作るにはやっぱりそれなりの下ごしらえが必要になるみたいで、吊るしベーコンのレシピ調べてびっくらこいたね。燻製自体は1~2時間の癖に塩漬けやら塩抜きやら乾燥やらで仕込みに1週間掛かるらしいからね。
	せっかく100円ショップまで走って道具そろえたんだから、とっとと煙を出したいわけですよ僕ぁ。
	はよモクらせろやオルァ。
	
	
	
	
	と言うわけで、比較的簡単そうなゆで卵、すなわち燻たまからやってみることに。
	まずは卵を固ゆでにして、漬け汁につける。
	漬け汁はほんつゆと酒を1:1、それに砂糖とおろしにんにくをぶち込んだもの。ぶっちゃけ適当でいいらしい。
	
	
	丸1日漬けたらザルにとって乾燥。白身がほんのり茶色をおびている。
	しっかり乾かさないと燻煙が均等に回らずおいしくないそうな。
	
	
	しっかり乾いたので燻製。後ろの奴は前日から冷蔵庫で熟成させてた豚バラ。
	と言うわけで食べてみる。
	うー!まー!いー!ぞーー!!!
	これはヤバイ。暫定1位のカニカマよりうまい。6個作ったけどペロリといってもーた。何個でも食えるぞマジで。
	ちなみに、作ってから1日冷蔵庫で熟成させるほうがうまいと書いてあったけど、そんなの待ってられねぇ!ヒャア!完食だ!!そんぐらいうまい。
	
	と言うわけで、これでまた一歩アルムのおんじに近づきました。多分アルムのおんじはピンクローターとか作らないけど。まあそれはそれ、これはこれ。
	しばらく僕の食卓が燻製ばっかりになりそうです。次回はベーコンに挑戦します。