こんにちは僕ぽち丸。
数回ほど前の記事で、家を追い出される事になった家なき子ぽち丸ですけども、ようやく新居が決まりました。
何と、会社から徒歩10分、駅まで徒歩2分、目の前がスーパーで7畳2口ガスコンロバイク駐輪無料でお家賃4万3千円というまさに僕のためにあるかのような物件です。
問題は、1回部分に揚げ物屋・お好み焼き屋・蕎麦屋と飲食店が並んでいるため、ゴッキーさんとよく遭遇するであろうと言う事ぐらいでしょうか。
という訳で、皆様我が家へお越しの際は引っ越し祝いとしてゴキジェット・ホイホイ・バルサンのいずれかの持参をお願いします。
うん、まあ、家は決まったんですけどね。
問題はやっぱり山積みなわけなんですよ。
家を借りるには、通常「保証人」と言うものが必要なんですな。
不要な物件もありますし、保証人の変わりに保証会社にお金払ったりといった事が必要なんですけども、まあ、その辺は家主の裁量によるんですわな。
ぽち丸の物件も保証人が必要でしてね。
うん、これが困った。実に困った。
ご存知の通り、何でか知りませんけれど「出て行け」と言われたにも関わらず勘当されたようなかたちになっちゃってるぽち丸。かーちゃんは保証人になど絶対なってはくれないでしょう。
親父はと言うと自由人過ぎて所在不詳ですし、姉はかーちゃん以上に保証人とかやってくれないって言うかそもそも収入がない(専業主婦)なんで審査通りそうにないし。
ど、どうしよう・・・友達とかでもいいのかなコレ?
まあ、ともかく話をしてみない事には始まらないのでかーちゃんに話をして見ます。
「母上様、お願いしたき儀がござる」
「死ね」
一般的な家庭において一体全体何をやらかしたら口を開いた瞬間に死ねって言われるのか分かりませんけども、我が家では日常風景の微笑ましいひとコマです。そりゃあ僕だってひねくれもしますよ。
いきなり出鼻をくじかれたぽち丸ですけども、こんな事で挫けていたら安達祐美に申し訳が立ちません。気を取り直して物件の詳細と初期費用の明細を見せます。
「あの、その、あの・・・保証人になって欲しいんですが・・・」
「あ?」
ヤクザかよ。
「家をね、借りるのに、保証人が必要でして、ぜひ保証人になっていただきたいんですが・・・」
「何で?」
「何でって言うか、保証人が居ないと家が借りられないので」
「お前の保証なんかできるか!保証人なんか要らない所にしろ!」
んな無茶な。
とにかく、慎重に言葉を選んで説得を試みるぽち丸。
「いやね、今回って、出て行けといわれて出て行くわけじゃないスか?と言うことはね、そりゃあ少しばかり協力してもらえないと困るんですけれど・・・」
「・・・今回だけなぁ?」
「はぁ、そうですよn・・・ぇえ!?」
「文句あるんならやめとこか?」
「あ、いえ、おんしゃす!おんしゃーーっす!!」
今回だけって何が今回だけなんだか分かりませんけれど、何とか今回だけは保証人の承諾を得ました。
正直言って、引き受けてくれるとはこれっぽっちも思ってなかったもので、何とか親父と連絡つける方法を考えてたんですけどね。
きっと明日は雨が降ると思います。
更に、かーちゃんがぽつりとつぶやきました。
「家から持って行きたいもんがあれば言いなさい」
えっ。
やべえ
か、か、
かーちゃんがデレた!!?!??
もしかして明日は天変地異が起こるんじゃないだろうか。皆様どうかお気をつけ下さい。
しかし、何を持っていけばいいのか正直迷いますね。
とりあえずは布団と食器類、あと調理器具も余りがあるはずなのでもらうとして、あと何でしょうか。
タオルとかトイレットペーパーとかかなぁ。・・・米10kgとか言ったら怒られるかな、さすがに。
瞬時にいろいろな物を考えるぽち丸を見て、かーちゃんが言いました。
「3つまでね」
えっ。
皆様、何を3つ持ち出せばいいかよろしくご教授ください。
[1回]
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