こんにちは僕ぽち丸。
前回(
http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/83/)までのあらすじ。
桃太郎伝説の謎を求め、愛知県の桃太郎神社まで来たぽち丸探検隊!
しかしそこは驚愕に満ち溢れた未知のスポットだった・・・!
延命窟を潜り抜け、いよいよ境内に潜入したぽち丸探検隊が見たものとは・・・!?
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洞窟を抜けると階段でした。
その階段を登りきったところに
ドーン!!と桃太郎一行が!
鬼がすっかり桃太郎一味に加わってしまっている。
でもって、
またもやサルがセンター。
この神社はどうやら猿押しのようである。
犬はセンターを猿に取られたのが悔しいのか、うらめしや状態になっていた。
この桃太郎一味大集合の像から左手には
拝殿があった。
桃型の鳥居って見たこと無い。
桃形鳥居をくぐれば、悪は去る(さる)、病は居ぬ(いぬ)、災いは来じ(きじ)。
看板が割れているが、小さく「古文書より」と書かれている。
日本人のダジャレは古来よりの文化だ。
それよりもびっくりしたのが、
コンクリで出来たこの桃形鳥居が古文書に登場する事である。
これが真実であれば、我々はとんでもない物を目の当たりにしている事になる。
日本最古のコンクリート建造物は、明治10年に竣工された長崎県の伊王島灯台吏員退息所であるとされている。
そして、図書館情報学用語辞典によると、古文書とは「ヨーロッパでは中世以前に、日本では江戸時代以前に書き記された公文書、私文書。過去の時代を考証する重要史料となる」と定義されている。
すなわち、この鳥居が古文書に出てくるという事は、
このコンクリ製の桃形鳥居は江戸時代以前には完成していたと言う事になる。
間違いなく日本最古のコンクリート建造物であろう。
これは、日本の建築史を覆す発見だ。
江戸時代以前と言う時代背景を考えると、この桃形鳥居は日本語で言うところの
「時代錯誤遺物」「場違いな加工品」・・・
すなわち、オーパーツなのである。
日本の建築技術はこの時点では間違いなく世界最高水準であっただろう。
地震で破壊された道路をたった6日で修復できるのも納得である。
拝殿の横には
過去の悪行を反省し、涙する鬼のコンクリ像が。
この像がなかなか凝っている。
ちょっと見にくいが、上の画像をクリックして大きい写真を見ていただきたい。
ポタポタと目から涙をこぼしているのがお分かりだろうか。
その足元は涙が溜まり、池になっている。
しかしながら、反省とはその後の行為によって評価されるものであり、「涙を流す」と言うのはポーズに過ぎない。
まして
「反省してますよ!泣いてますよ!」と自らの涙を宣伝する行為は政治家もよく行うパフォーマンスの一環であり、その涙を持ってして反省しているかどうかを測る指標にはならないのである。
2~3歩ごとにツッコミを入れてしまうためなかなか話が進まないが、ようやく拝殿でお祈りを済ませた。
神社や寺などで、ご本尊を撮影するのはあまりよろしくないので今回もご本尊は撮影せず。
で、絵馬をチラチラ見ていると気になるものを発見。
藤田和日郎の絵馬である。
これほんとに本人が書いたんだろうか。
確かに、今サンデーで連載中の「月光条例」に桃太郎が出演している。
そんでもって、結構情けない役回りだったりする。
若干日本語がオカシイが、まあサラサラっと書いたんだろう。
藤田和日郎意外と(?)信心深いんだなぁ。
うしおととらには多数の妖怪が出演していたが、その妖怪を奉っている神社があったらこうやって拝みに来ていたんだろうか。
拝殿の脇に、奥の院へと続く道があった。
脇道途中の凄い目立たない場所にポツンとこんなものが置いてあったりする。
隠れミッキーなみの隠れっぷりである。
そして奥の院に到着。
さっき、「ご本尊は撮影しない」と書いたのだが。
すまん、ありゃウソだ。
だってこれどう見たって沖縄土産じゃねえか。
こっちはこっちでどうみても縁起物の木彫りの置物である。
と言うか、そもそも社も設置されておらず、どう考えてもこれが信仰対象であるとは思えない。
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次回予告
奥の院から戻り、我々探検隊はいよいよ桃太郎神社の核心へと迫る!
「有名」と自称してしまっている宝物館。
ぽち丸「そうか・・・つまり『鬼』の正体とは・・・」
一気に集束していく謎
黒服「・・・これ以上の詮索はあなたの為になりませんな・・・」
迫り来る謎の組織
ぽち丸「・・・僕はこの事実を全ての日本人に伝えなくてはならないんだ・・・邪魔をするなら、まかり通る!!」
ぽち丸の背中に、鬼が哭く!!
次回、『
名古屋B級スポット巡りその4 ―神と鬼の戯れる街―』
お楽しみに!
(※あくまで予定は未定であり、内容は予告なく変更される場合があります。)
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