こんにちは僕ぽち丸
前回(
http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/84/)までのあらすじ
桃太郎伝説の謎を求め、愛知県の桃太郎神社まで来たぽち丸探検隊!
しかしそこは驚愕に満ち溢れた未知のスポットだった・・・!
有名と自称する香ばしすぎる看板に誘われ、ぽち丸一行が向かう先には一体何が待ち受けているのか・・・
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と言うわけで、宝物館にいざ突入。
・・・と思ったんだが、
宝物館に入る前にまだ一仕事しなければならないようだ。
何だこのワンダーランドは。
宝物館入り口すぐには泣いた鬼の像。
だから桃太郎どこいったし。
あと、この
前衛的過ぎる髪型もツッコミどころ。
ようやく登場したお爺さんとお婆さん。
しかし、昔話の中では大して気にもしなかったが、きび団子を作るのはかなり過酷な重労働であろう。
何たってこのサイズの臼や杵は70kg前後あるのだ。
この像を見る限り、腰にもかなり負担が掛かると思われる。
桃太郎は鬼退治より以前に年老いた両親をもっと労わるべきである。
福祉社会である現代では大問題となりかねない。
そして、やはりこの入り口付近にも桃太郎像は無く、相変わらず3匹のお供の像が置かれているのである。
が、この3匹の像に異変が生じている。
猿。
相変わらずのセンターポジションである。
ちょっと眼つきや髪型が爽やかになった。
そして、この謎のポーズであるが、
恐らく琉球古流唐手の平安(ピンアン)四段の類型と思われる。
武器を持たずに戦うと言う意味の、現代の「空手」ではなく、唐から伝わってきた無手勝流と言う意味の「唐手」である。
なぜ猿が琉球唐手をマスターしているのか、と言う謎については不明であるが。
雉。
何故パンイチなのか。何故パンイチなのだろうか。
今までディフォルメされていたが、突然等身が伸びてマッシヴになった。
まるで超人レスラーである。
犬。
何ていうか、何とも形容しがたい。
妙にリアルな顔立ちに赤フン姿、タスマニアタイガー(フクロオオカミ)を彷彿とさせる模様。
そしてやる気マンマンの上半身の割りにやる気なくあぐらかいてる下半身と言う謎のポーズ。
その奥に進んでいくと、またもや鬼の像が。
「やさしい鬼です 背中へどうぞ」
どう見ても何か企んでるだろうこの顔。
とりあえず乗ってみる。
次に、普通に記念撮影しても面白くないので、フザけてみる。
アッ―――――――――――!!!
いくら背中に乗せてくれる優しい鬼でも、
ブチキレて本気出されたら瞬殺されかねないので必死で謝った。
この写真の鬼、
顔こそ笑ってはいるが恐ろしい目で僕を見下ろしてるように見えるのは気のせいだろうか。
その他、遊具もいくつかあって小さい公園のようになっている。
・・・が、遊具の使用はあまりオススメしない。
座ったら壊れそうなくらいサビている。
そして、更に奥に進み、敷地の一番端っこの方に来て
ようやく桃太郎像が現れる。
鬼が島からお宝を持って凱旋するシーンであろうが、
この像も色々オカシイことになっている。
まず先頭を歩く雉。
ついさっき見た超人レスラーのような出で立ちとは打って変わり、リアル雉になっている。
次いで、桃太郎。
興味なさげに目を逸らし、
もう完全に他人事って顔をしている。
そして、宝をのせた台車を運ぶ犬。
もう、この世の全てを恨んでいる眼つきだ。
夜の校舎窓ガラス壊して回ったり盗んだバイクで走り出したりナイフみたいにトガっては触る者皆傷つけそうな雰囲気である。
そして最後に、猿。
押してない。押してないよ猿。
手伝ってるフリだよ猿。
そら犬もグレるわ。
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次回予告
と言うわけで、ようやく宝物館の外に設置されたコンクリ像へのツッコミが終わった。
まさか宝物館に入る前にこれだけ時間が掛かろうとは。
と言うわけで、長かった名古屋B級スポット巡り編も次回でいよいよ完結。
桃太郎伝説の裏に隠された大いなる陰謀とは!?
そして、驚愕と共に、真の桃太郎伝説の全貌が明かされる―
to be continued...
(予定は未定であり、内容は予告無く変更される可能性があります)
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