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写真、登山、旅、バイク、ガンプラ、ゲームなどなど色んな事に手を出しては中途半端で投げ出したぽち丸の終の棲家。 目指せ最強の暇つぶしブログ。

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こんにちは僕ぽち丸。



前回(http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/85/)までのあらすじ

IMG_8863.jpg

桃太郎伝説の謎を求め、愛知県の桃太郎神社まで来たぽち丸探検隊!

数々の困難を乗り越え、とうとう宝物殿にたどり着く!

真の桃太郎伝説、その驚愕の真実がついに明かされる・・・!!

----------------------------------------------------


と言うわけで、ようやく宝物館内部へ。

まず目に入ったのがコチラ



IMG_8905.jpg

鬼の金棒である。

IMG_8906.jpg

これが、めっちゃデカい。
こんなもん振り回す鬼に勝つとか、人間とは思えない。桃太郎とは何者だったのだろうか



IMG_8909.jpg

館内には、その他鬼に関する資料が多く展示されている。どれもこれも実に怪しいものばかりだ


IMG_8918.jpg

ここでも主人公の桃太郎はないがしろにされている
もうなんか鬼の資料館みたいになってるのだ。




IMG_8912.jpg

そしてこれが、犬が噛み切った鬼の珍宝の化石である。
長さ15センチメートルとあるが、どこをどう測った長さなんだろうか。


て言うかこれ普通の石じゃね?



IMG_8914.jpg


似たようなものがもうひとつあった。
こちらは見事なイチモツである。


が、ふと思った。



化石・・・?



確かに昔、若かりし頃は「これぜってー骨入ってるよ」そんな風に考えていた時期が僕にもありました。
それだけの信憑性がある硬度を誇っていたのだが。

歳を重ね、これでクギ打てんじゃね?と真剣に思っていた硬度がやや衰えると同時に人体の神秘についての知識を得て、実は骨なんて入ってないんだという事が分かった。

しかし、だとすれば。


「珍宝の化石」っておかしくね?と言う事になる。
骨が無い以上、化石になりようが無いのだ。
ここから導き出される結論はひとつ。

すなわち、「鬼」伝承について、「大和原住民族説」や「外国人説」など色々な説が存在するが、それらは全て誤り。生殖器に骨が存在する、つまり、人間とは生物学的に異なる生物であるという事だ。「鬼」は「鬼」なのである。


ところで、館内の資料に「その後の桃太郎」と言う話があった。

鬼を退治して村に帰った桃太郎は、鬼から奪った宝を使い、お爺さんとお婆さんに孝行の限りを尽くしたそうだ。
爺さんと婆さんが天寿を全うした後、桃太郎は山へ篭って二度と人前には現れなかった。
そして、桃太郎が入った山が段々と桃のようなかたちになり、その山が桃山と名付けられたそうである。



・・・ここで、引っかかる部分がある。
鬼から奪った宝を使って爺さん婆さん桃太郎が幸せに暮らした、と言う点。

鬼が溜め込んでいた金銀財宝は、鬼が村人から略奪した物では無かったか。

つまり、元をただせば村人のものであり、奪還した後は村人に返還されるべきはずだ

それを我が物とした桃太郎。これは最早、村人達からの合法的略奪と言えよう。もしかしたらトンでもない悪党である。



そもそも、桃太郎の昔話もおかしい。
村人達は戦闘集団ではないとは言え、毎日農作業で体は鍛えられているし、鍬、鋤、鎌などの農具はそのまま武器に転用できる。当然、村人には猟師もいただろうから弓だってある。時代的に鉄砲はあったか分からないが。

それらの村人が束になっても敵わなかった鬼相手に、桃太郎と犬猿雉が勝てたと言うのはとても信じられない。特に雉なんて普段猟師に狩られまくってるはずである

ここで、僕は驚愕の仮説にたどり着いてしまった。



実は桃太郎一味と鬼軍団、デキてたんじゃないだろうか。

つまり、桃太郎と鬼の戦は、実は出来レースだったんじゃないだろうか?と言うこと。

鬼が村人から金銀財宝を略奪する。
それを桃太郎が退治する。
奪い返した宝物は桃太郎が占有。

そう、マネーロンダリングだ。

こう考えると、どう贔屓目に見ても竹槍持った農民に勝てそうも無い犬猿雉が鬼を相手に勝利を収めたと言う話も説明がつく。

これが、僕がたどり着いた昔話に隠された真実、つまり「本当の桃太郎伝説」の全容である。






更に館内を見て回ると、



IMG_8916.jpg

明治初期まで使われた弁当箱や電気を使わないアイロンなども展示されていた。

って言うか桃太郎一切関係ねーし。


宝物館と言うより民俗資料館の様相を呈してきている。



さらにはこんな物も




IMG_8901.jpg

スズメバチの巣。


これは桃太郎神社の軒下に出来ていたものだそうで、もちろん桃太郎とは全く何の関係もない。
しかし、駆除した際に思わず記念に取って置こうかと思ってしまうのも納得の大きさである。



宝物館の迷走は更に続く。


はい、ドーン。


IMG_8896.jpg

化石。

ケースにも入れず、会議机に無造作に置いてある。
何の?とか無粋な質問をしてはいけない。化石は化石なのだ。


桃太郎に全く関係ない展示物が実に半数を占めている宝物館である。


何か僕の仮説を裏付けるようなちゃんとした桃太郎関係の資料とかねえのか!?と館内を見て回ると、見つけた見つけた。
壁に、桃太郎伝説の研究資料が貼られていた。



IMG_8904.jpg

岡山かーーい!!


ここでまさかの岡山である。
一番最初に覚えた、「桃太郎って岡山じゃね?何で愛知?」と言う疑問に対する応えは一切無く、岡山の資料が貼られている。




結局この神社何やねん。

この旅の最後にして最大の謎を残したまま宝物館を後にしたぽち丸であった。




---------------------------------------------

さて、いかがでしたでしょうか。
当初は2~3回で終わるつもりだったけど、気付けば5回も書いてしまったw


名古屋のマウンテンの日記書いてたのが遠い昔の事のようですね。



それでは、またどこかのB級スポットでお会いしましょう。
さよなら、さよなら、さようなら。



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こんにちは僕ぽち丸


前回(http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/84/)までのあらすじ

桃太郎伝説の謎を求め、愛知県の桃太郎神社まで来たぽち丸探検隊!
しかしそこは驚愕に満ち溢れた未知のスポットだった・・・!


IMG_8862.jpg

有名と自称する香ばしすぎる看板に誘われ、ぽち丸一行が向かう先には一体何が待ち受けているのか・・・

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と言うわけで、宝物館にいざ突入。



IMG_8863.jpg

・・・と思ったんだが、宝物館に入る前にまだ一仕事しなければならないようだ

何だこのワンダーランドは。



IMG_8866.jpg

宝物館入り口すぐには泣いた鬼の像。

だから桃太郎どこいったし。
あと、この前衛的過ぎる髪型もツッコミどころ。





IMG_8877.jpg

ようやく登場したお爺さんとお婆さん。

しかし、昔話の中では大して気にもしなかったが、きび団子を作るのはかなり過酷な重労働であろう。
何たってこのサイズの臼や杵は70kg前後あるのだ。

この像を見る限り、腰にもかなり負担が掛かると思われる。

桃太郎は鬼退治より以前に年老いた両親をもっと労わるべきである。
福祉社会である現代では大問題となりかねない。


そして、やはりこの入り口付近にも桃太郎像は無く、相変わらず3匹のお供の像が置かれているのである。


が、この3匹の像に異変が生じている。



IMG_8871.jpg

猿。
相変わらずのセンターポジションである。
ちょっと眼つきや髪型が爽やかになった。

そして、この謎のポーズであるが、恐らく琉球古流唐手の平安(ピンアン)四段の類型と思われる

武器を持たずに戦うと言う意味の、現代の「空手」ではなく、唐から伝わってきた無手勝流と言う意味の「唐手」である。

なぜ猿が琉球唐手をマスターしているのか、と言う謎については不明であるが



IMG_8869.jpg

雉。
何故パンイチなのか。何故パンイチなのだろうか。
今までディフォルメされていたが、突然等身が伸びてマッシヴになった。

まるで超人レスラーである。



IMG_8873.jpg

犬。
何ていうか、何とも形容しがたい。

妙にリアルな顔立ちに赤フン姿、タスマニアタイガー(フクロオオカミ)を彷彿とさせる模様。
そしてやる気マンマンの上半身の割りにやる気なくあぐらかいてる下半身と言う謎のポーズ。




その奥に進んでいくと、またもや鬼の像が。



IMG_8878.jpg

「やさしい鬼です 背中へどうぞ」

どう見ても何か企んでるだろうこの顔。




IMG_8887.jpg

とりあえず乗ってみる。


次に、普通に記念撮影しても面白くないので、フザけてみる。



IMG_8890.jpg

アッ―――――――――――!!!





IMG_8893.jpg

いくら背中に乗せてくれる優しい鬼でも、ブチキレて本気出されたら瞬殺されかねないので必死で謝った。

この写真の鬼、顔こそ笑ってはいるが恐ろしい目で僕を見下ろしてるように見えるのは気のせいだろうか。




IMG_8942.jpg

その他、遊具もいくつかあって小さい公園のようになっている。



IMG_8943.jpg

・・・が、遊具の使用はあまりオススメしない。
座ったら壊れそうなくらいサビている。





そして、更に奥に進み、敷地の一番端っこの方に来て




IMG_8922.jpg


ようやく桃太郎像が現れる。

鬼が島からお宝を持って凱旋するシーンであろうが、この像も色々オカシイことになっている。



まず先頭を歩く雉。



IMG_8923.jpg

ついさっき見た超人レスラーのような出で立ちとは打って変わり、リアル雉になっている





次いで、桃太郎。



IMG_8926.jpg

興味なさげに目を逸らし、もう完全に他人事って顔をしている。




そして、宝をのせた台車を運ぶ犬。



IMG_8924.jpg


もう、この世の全てを恨んでいる眼つきだ。

夜の校舎窓ガラス壊して回ったり盗んだバイクで走り出したりナイフみたいにトガっては触る者皆傷つけそうな雰囲気である。





そして最後に、猿。


IMG_8929.jpg

押してない。押してないよ猿。
手伝ってるフリだよ猿。

そら犬もグレるわ。


--------------------------------------
次回予告

と言うわけで、ようやく宝物館の外に設置されたコンクリ像へのツッコミが終わった。
まさか宝物館に入る前にこれだけ時間が掛かろうとは。

と言うわけで、長かった名古屋B級スポット巡り編も次回でいよいよ完結。


桃太郎伝説の裏に隠された大いなる陰謀とは!?
そして、驚愕と共に、真の桃太郎伝説の全貌が明かされる―

to be continued...

(予定は未定であり、内容は予告無く変更される可能性があります)



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こんにちは僕ぽち丸。

前回(http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/83/)までのあらすじ。


桃太郎伝説の謎を求め、愛知県の桃太郎神社まで来たぽち丸探検隊!
しかしそこは驚愕に満ち溢れた未知のスポットだった・・・!

IMG_8790.jpg

延命窟を潜り抜け、いよいよ境内に潜入したぽち丸探検隊が見たものとは・・・!?

--------------------------------------------------


洞窟を抜けると階段でした。

その階段を登りきったところに




IMG_8799.jpg


ドーン!!と桃太郎一行が!

鬼がすっかり桃太郎一味に加わってしまっている。

でもって、またもやサルがセンター。
この神社はどうやら猿押しのようである。



IMG_8800.jpg

犬はセンターを猿に取られたのが悔しいのか、うらめしや状態になっていた。






この桃太郎一味大集合の像から左手には



IMG_8812.jpg

拝殿があった。

桃型の鳥居って見たこと無い。



IMG_8809.jpg

桃形鳥居をくぐれば、悪は去る(さる)、病は居ぬ(いぬ)、災いは来じ(きじ)。
看板が割れているが、小さく「古文書より」と書かれている。日本人のダジャレは古来よりの文化だ。

それよりもびっくりしたのが、コンクリで出来たこの桃形鳥居が古文書に登場する事である。

これが真実であれば、我々はとんでもない物を目の当たりにしている事になる。

日本最古のコンクリート建造物は、明治10年に竣工された長崎県の伊王島灯台吏員退息所であるとされている。
そして、図書館情報学用語辞典によると、古文書とは「ヨーロッパでは中世以前に、日本では江戸時代以前に書き記された公文書、私文書。過去の時代を考証する重要史料となる」と定義されている。


すなわち、この鳥居が古文書に出てくるという事は、このコンクリ製の桃形鳥居は江戸時代以前には完成していたと言う事になる。
間違いなく日本最古のコンクリート建造物であろう。

これは、日本の建築史を覆す発見だ。

江戸時代以前と言う時代背景を考えると、この桃形鳥居は日本語で言うところの「時代錯誤遺物」「場違いな加工品」・・・

すなわち、オーパーツなのである。


日本の建築技術はこの時点では間違いなく世界最高水準であっただろう。
地震で破壊された道路をたった6日で修復できるのも納得である。







拝殿の横には

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過去の悪行を反省し、涙する鬼のコンクリ像が。

この像がなかなか凝っている。
ちょっと見にくいが、上の画像をクリックして大きい写真を見ていただきたい。

ポタポタと目から涙をこぼしているのがお分かりだろうか。


IMG_8842.jpg

その足元は涙が溜まり、池になっている。

しかしながら、反省とはその後の行為によって評価されるものであり、「涙を流す」と言うのはポーズに過ぎない。
まして「反省してますよ!泣いてますよ!」と自らの涙を宣伝する行為は政治家もよく行うパフォーマンスの一環であり、その涙を持ってして反省しているかどうかを測る指標にはならないのである。





2~3歩ごとにツッコミを入れてしまうためなかなか話が進まないが、ようやく拝殿でお祈りを済ませた。
神社や寺などで、ご本尊を撮影するのはあまりよろしくないので今回もご本尊は撮影せず。



で、絵馬をチラチラ見ていると気になるものを発見。



IMG_8839.jpg

IMG_8840.jpg

藤田和日郎の絵馬である。
これほんとに本人が書いたんだろうか。

確かに、今サンデーで連載中の「月光条例」に桃太郎が出演している。
そんでもって、結構情けない役回りだったりする。

若干日本語がオカシイが、まあサラサラっと書いたんだろう。

藤田和日郎意外と(?)信心深いんだなぁ。
うしおととらには多数の妖怪が出演していたが、その妖怪を奉っている神社があったらこうやって拝みに来ていたんだろうか。



拝殿の脇に、奥の院へと続く道があった。


IMG_8850.jpg

脇道途中の凄い目立たない場所にポツンとこんなものが置いてあったりする。
隠れミッキーなみの隠れっぷりである。



そして奥の院に到着。



さっき、「ご本尊は撮影しない」と書いたのだが。




すまん、ありゃウソだ。




IMG_8855.jpg

だってこれどう見たって沖縄土産じゃねえか。


IMG_8857.jpg

こっちはこっちでどうみても縁起物の木彫りの置物である。
と言うか、そもそも社も設置されておらず、どう考えてもこれが信仰対象であるとは思えない。



-------------------------------------------------------
次回予告


奥の院から戻り、我々探検隊はいよいよ桃太郎神社の核心へと迫る!

IMG_8862.jpg

「有名」と自称してしまっている宝物館。


ぽち丸「そうか・・・つまり『鬼』の正体とは・・・」

一気に集束していく謎

黒服「・・・これ以上の詮索はあなたの為になりませんな・・・」

迫り来る謎の組織


ぽち丸「・・・僕はこの事実を全ての日本人に伝えなくてはならないんだ・・・邪魔をするなら、まかり通る!!」


ぽち丸の背中に、鬼が哭く!!


次回、『名古屋B級スポット巡りその4 ―神と鬼の戯れる街―

お楽しみに!

(※あくまで予定は未定であり、内容は予告なく変更される場合があります。)



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こんにちは僕ぽち丸。



と言うわけで、写真の編集も無事済んだので名古屋編の続き。



喫茶マウンテンの手荒い歓迎を受けた僕たちが次に向かったのは、犬山市。
名古屋B級スポット巡りと言いつつ名古屋市じゃないのは気にしてはいけない。

そこで僕たちを待ち構えていたのがこちら。




IMG_8766.jpg

桃太郎神社。


え、桃太郎って岡山じゃないの?



IMG_8767.jpg

正面鳥居のど真ん中に、いきなりサルである。

犬猿雉、3匹のお供の猿である。


主人公を差し置いて最初に出てくるのが猿である。



IMG_8770.jpg

ちなみに、犬と雉はセンターではなく、左端に追いやられている。
3匹のお供のこの扱いの格差は一体何なんだろう。

きっと、年に1回総選挙をやってセンターメンバーを選んでいるに違いない。


IMG_8773.jpg

犬。
凛々くて素直そうな顔である。



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猿は実に意地悪そうな眼つきの悪い顔をしている。




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ちなみに、鬼は退治された後桃太郎の子分になったようで、今となっては旗持ちにまで落ちぶれてしまった



IMG_8776.jpg

敷地内には、ふざけたコンクリ像ばかりではなく、伝承や伝説の跡もいくつかある。

ちなみにこれは「洗濯岩」。
おばあさんが毎日洗濯していたため、石が磨り減ってお婆さんの足跡が残っているそうな。

いっぱい窪みがあってどれが足跡かサッパリ分からないが。




IMG_8782.jpg

いかにもB級くさい看板が置かれている。
宝物館。実にくすぐられる名前だ。





IMG_8793.jpg


ふと横を見ると、茂みからこっそりと鬼が覗いていた。
なんでこんな鬱蒼としたところに放置されているんだろう。

そして、入り口で見た鬼と比べて明らかにやる気の感じられない造形である。
頭に持った雪だるまみたいなのは一体何なんだろうか。


IMG_8791.jpg

青鬼どんもいた。
何と言うか、未開地の土人のような出で立ちである。






さて、ここで驚愕の事実をお伝えしなくてはならない。






ここまででも濃すぎるほどの桃太郎神社であるが。

敷地内ではあるものの、実はまだ境内にすら到達していないのだ。






ついでに言うと、未だにお爺さん、お婆さん、そして何より主人公の桃太郎が一切登場していない。
ちなみに、犬と猿は2体ずつ、雉は1体。鬼に至っては4体も居る。






境内へ続く階段まで来ると



IMG_8785.jpg

ここでようやく真打の登場である。
ばんじゃーい\(^o^)/



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何とも表現しづらい顔だ。
笑顔でありながら、この虚ろな目は一体何なんだろう。
もう人生諦めてるようにしか思えない\(^o^)/





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鳥居の横にあった「延命窟」とやらを通って境内へ。


そこで更なる驚愕を目の当たりにする事になるとは、この時の僕たちには知る由も無かったのだ・・・

to be continued...



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こんにちは僕ぽち丸。



しばらく旅に出てねーなぁ!ってなわけで、日帰りですがレンタカー借りて名古屋に行ってまいりました。



同行者とレンタカーで約3時間、名古屋の地に降り立ったぽち丸。





まず始めに、腹が減っては戦は出来ぬと言うわけで腹ごしらえに。






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訪れたのがこちらのお店。





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全国的に有名な喫茶・マウンテン。
名前どおり、知る人ぞ知る名古屋B級グルメの総本山である。



ここのメニュー表をよくごらん頂きたい。



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ほとんどのメニューは定番のものであったり、珍しくてもまあ、アリかな、と言う組み合わせなのだが。


時々、正気の沙汰とは思えないものが載っている。


イカスミジュースて何やねん。
甘口抹茶小倉スパて何やねん。
大人のお子様ランチて何やねん。


人が食べてるのをひと口味見したいメニューではあるが、自分が頼むのはやや気が引ける。

もっと大人数で来ているなら一人二人頼んでしまって大失敗してもまだフォローの余地はあるが、今回は二人である。遭難は確実だ。



ここで、喫茶マウンテンの専門用語について解説しよう。




マウンテンのメニューは、マウンテンと言う名前どおりどれもこれもかなりボリュームがある。

その上、油ギッタギタである。


ボリュームの方はまだマシ(他のメガ盛り系の店よりは比較的マシ、と言う程度ではあるが)なのだが、油ギッタギタはマジできつい


ピラフ系はまだ良い。コメが油を吸うため、食べ終わった後の皿が証明を反射するくらいテッカテカになる程度で済む。


問題はスパゲティ系。これがヤバイ。


フォークでスパゲティを押さえて皿を傾けると、ドロォ・・・と油溜まりが出来るくらい油ぎっている。


そんなこんなで、女性はおろか小食な草食系男子は食べきれない事も多いのだ。




という訳で、店名のマウンテンにちなんで、注文したメニューを残さず平らげることを「登頂」
食べきれずに残してしまったり気分が悪くなる・腹を壊すなどの体調不良を来たす事を「遭難」
と言うのである。

ちなみに、他の用語としては、
マウンテンに訪れて食事をすると言う意味の「登山」
山を終えて家に帰ることを意味する「下山」
カキ氷メニューをさす「氷山」(言うまでもなくこれもマンガ盛りである)
氷山を食べてる最中に崩れ落ちてテーブルにこぼれる「雪崩」などがある。



余談ではあるが、「これぐらい油ぎってるのが名古屋飯の普通」と言われたらまあそんな気もしなくはない。

大学に入学したての頃、部活の同期だった名古屋出身の八丁味噌中毒患者と始めて学食に行った時、彼が「うしー!(薄い!)でらうしーぎゃあー!!」と叫んで学食の壁を日本拳法部必殺の縦拳直突きで破壊したのは今となっては伝説になっている。

ちなみに嘘大袈裟紛らわしいも良い所なので学生部に通報するのだけは勘弁して欲しい。


それと、名古屋の女子高生の制服のミニスカートが異常に短く、常時ワカメちゃん状態である事は全国的に有名であるが、僕はこれにも油ぎった濃い味付けの名古屋飯が関係していると仮説を立てている。



新陳代謝の活発な10代の女性があれだけ毎日油っこくて濃い味付けの料理を食べているのだ。当然、その顔にはにきびが沢山できる事だろう。
恋愛しなければ生きていけないと言っても過言ではない時期に、一番気になる顔ににきびが出来てしまえば、当然顔で勝負できなくなってしまう。

その結果、スカートを極限まで短くする事によってより直接的なセックスアピールを行って男子に訴えかけているのだ。

この仮説はもう少し煮詰めてから学会に発表しようと思っている。





話が大幅に逸れた。マウンテンの話だ。




同行者が注文したのは、ヤバそうなメニューの中でもまだ比較的イケそうな感じの「お茶ピラフ」
僕は「大人のお子様ランチ」を注文した。



大人のお子様ランチ。
ネーミングセンスが神懸かっている。

おもちゃつきなんだろうか。大人のおもちゃつきなんだろうか。

とワクワクしながら待つ事数分。





IMG_8742.jpg


左が大人のお子様ランチ、右がお茶ピラフである。

残念ながら、大人のおもちゃはついてこなかった。


食べてみると、普通にウマい。

間違いなくウマい。のだが。




やっぱり油ギッタギタ。



最後は少し苦しかったが、二人とも無事登頂に成功。




IMG_8757.jpg


食後にコーヒーを頼んだ。

メニューの一番上にあったストロングコーヒー。



油っこくなった口をブラックコーヒーでサッパリさせようと思ったんだが。


これがまた濃い。めっちゃ濃い。


途中で水飲んでしまうくらい濃い。油の上に濃すぎるコーヒー流し込んで遭難寸前である。



しかしながら、大人のお子様ランチやお茶ピラフを頼む僕たちはまだまだマウンテン初心者。
事実、他のテーブルには所狭しと甘口系やもうメニュー名も分からない代物がズラリと並んでいる。




メニュー表を眺めながら、最難関であろうメニューを推測してみると、ひとつヤバいのが見つかった。



納豆サボテン卵とじスパ。



もう、ジャンケンで負けた奴が食べる系の小学生が悪ノリして作ったとしか思えないメニューである。


サボテンて。サボテンて。


納豆を卵でとじるのも相当ヤバい気がするが、サボテンのインパクトが凄まじすぎる。まるで味の想像がつかない。
今日は残念ながらサボテンが切れたとかで注文できないらしい。いや、全然残念とは思っていないけれど






ちなみにこのサボテン




IMG_8762.jpg


自家栽培である。


駐車場の横に普通に生えてる。


勝手に生えてたものをメニューとして使ったのか、メニューに使うつもりで栽培を始めたのかはとても聞けなかった。




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・・・マジでこのサボテン使ってるんだ・・・





そして驚愕の事実。



これだけ濃いマウンテンであったが、今日の日程のまだ3分の1である。


名古屋に到着してまだ1時間半足らずしか経っていないのだ。





驚愕の旅はまだまだ続く!!





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